今日の読書 歴史はバーで作られる/鯨統一郎
『邪馬台国はどこですか?』のシリーズがシリーズが進んでいったために、登場キャラクターの立ち位置が変化してきたり、スピンオフ作品に出るようになってしまったりで原型である、歴史解釈合戦のような形で進める事ができなくなってしまったので、似て非なる登場人物を配置しての原点回帰作品に作り替えたという趣になります。
バーに集まる、市井の歴史学者の老人と知識ゼロだが頭は冴えている美人バーテンダーが学会の若手のホープと教え子の4人が歴史上の通説とは離れた謎の解明をするというものですね。
話を回すのは市井の学者の話を聞いた美人バーテンダーがその説を推しまくり、通説にあるあやふやな点をツッコミ、その通説破りの力技具合を心の中でツッコむのが教え子というもになっています。
凄く原点回帰作品だなぁと思わずにはいられないのですが、こういう原点回帰は大歓迎ですね。
扱っているネタがネアンデルタール人、八百屋お七、マヤ文明、銅鐸、源義経と統一感がありませんが、基本敵に文献というデータが希薄というのが共通点と言えば共通点ですかね。
データが不足しているからこそ、想像力だけで突き進むことが出来るというのは、作者の得意とするところでもありますしね。
まぁ、元々通説そのものがデータが希薄なので、何が正解なのか分からない所は多々ありますが、元々歴史的にこれが正しいと主張するものではなく、こう考えると面白いよねっていうものですので、楽しければそれでよしなものですね。
バーに集まる、市井の歴史学者の老人と知識ゼロだが頭は冴えている美人バーテンダーが学会の若手のホープと教え子の4人が歴史上の通説とは離れた謎の解明をするというものですね。
話を回すのは市井の学者の話を聞いた美人バーテンダーがその説を推しまくり、通説にあるあやふやな点をツッコミ、その通説破りの力技具合を心の中でツッコむのが教え子というもになっています。
凄く原点回帰作品だなぁと思わずにはいられないのですが、こういう原点回帰は大歓迎ですね。
扱っているネタがネアンデルタール人、八百屋お七、マヤ文明、銅鐸、源義経と統一感がありませんが、基本敵に文献というデータが希薄というのが共通点と言えば共通点ですかね。
データが不足しているからこそ、想像力だけで突き進むことが出来るというのは、作者の得意とするところでもありますしね。
まぁ、元々通説そのものがデータが希薄なので、何が正解なのか分からない所は多々ありますが、元々歴史的にこれが正しいと主張するものではなく、こう考えると面白いよねっていうものですので、楽しければそれでよしなものですね。