今日の読書 不良品探偵/滝田務雄
伝説の不良品と言われるほどの、ポンコツながら探偵としての能力だけはある高校生の藍須救武とその後輩でできれば不良品と関わりたくないとしながらも巻き込まれてワトソン役をやらされる白城一馬は、ボケ役でMの役回りの探偵とツッコミでSの役回りのワトソン役というコンビ。
これに、ボケ役でSな女性刑事である海老根とツッコミでMな後輩男性刑事蟹江という2組のコンビが事件を解決する形の連作短編集になります。
実質解決するのは不良品探偵であり、刑事コンビは警察としての権力ありきの行動であるか、基本引っかき回し役ですが。
滝田務雄はコンビは大抵明確にボケとツッコミ、ボケに振り回される気の毒なツッコミ役というのが多いのですが、今回は2組のコンビがあるというのもあり、動きにバリエーションがあり、かなり自由度が高い感じになっています。
高校生が主役というのは筆者の初のパターンですが、刑事コンビが関わってからは高校が舞台となる事件から離れるので、さほど高校生が主役のミステリーという感じはしませんし、基本学校メインというのは不得意なんだろうなと思わずにはいられないですが、さほど問題なく楽しめますね。
これに、ボケ役でSな女性刑事である海老根とツッコミでMな後輩男性刑事蟹江という2組のコンビが事件を解決する形の連作短編集になります。
実質解決するのは不良品探偵であり、刑事コンビは警察としての権力ありきの行動であるか、基本引っかき回し役ですが。
滝田務雄はコンビは大抵明確にボケとツッコミ、ボケに振り回される気の毒なツッコミ役というのが多いのですが、今回は2組のコンビがあるというのもあり、動きにバリエーションがあり、かなり自由度が高い感じになっています。
高校生が主役というのは筆者の初のパターンですが、刑事コンビが関わってからは高校が舞台となる事件から離れるので、さほど高校生が主役のミステリーという感じはしませんし、基本学校メインというのは不得意なんだろうなと思わずにはいられないですが、さほど問題なく楽しめますね。