今日の3年ぶり Defying Gravity/MR.BIG
MR.BIGの3年ぶり再結成後3枚間のアルバムは、デビュー作から4枚目までのプロデューサーだったケヴィン・エルソンと20年ぶりに一緒に作ったアルバムとなります。
ドラマーであるパット・トーピーが前作のアルバム制作時にパーキンソン病となって、残念ながらかつてのような超絶技巧は不可能というか、ドラムを叩く事すら困難な状況とわかったいと、バンドとして悲壮感が漂いそうなところ、アルバム発表後のライブではツアーに同行し、ドラムを叩き続けるわけでは無いけれども参加し、基本このバンドは4人そろってこそというのを証明したわけですが、今回のアルバムはパットの病気という悲壮感溢れる状況を上手く乗り越えて、原点回帰となるプロデューサーも迎えて、かつてのようなハイスピード曲こそないけれども、MR.BIGらしい変拍子満載でもキャッチーで楽しくなるアメリカン・ハードロックという感じになっています。
DVDにはPVとメイキング、そしてメンバーによる全曲解説があり、それぞれの曲を作った時の裏話なんていうのが面白いというか、ポール・ギルバートがリフやリズムを歌いまくるのが分かりやすくて、アルバムそのものも楽しかったのですが、その楽しく感じたのは作り手が楽しそうにやっているからなんだと再認識させられますね。
2曲目でアルバムのタイトル曲となっているDefying Gravityはインドっぽい感じ満載にして、でも自分達はロックバンドだから取り込んだ上でロックに作り替えたという曲なわけですが、聞いていて楽しくなるという意味でもMR.BIGに求められているのってこういう感じだよねって思える曲ですね。
PVではパット・トーピーとパットの影武者ドラマーという任務をこなしているマット・スターが入れ替わりながらドラムを叩いたり、横でタンバリンを叩いたりしているのが微笑ましい(笑)
3曲目のEverybody Needs a Little TroubleもPVが作られている曲であり、エリック・マーティンの自伝的な曲であり、曲のタイトルだけでもどういう内容なのか中学生レベルの英語力でも分かりやすい親切設計なわけですが、この曲もこのバンドらしい変わったリズムをキャッチーにする曲で、すごくらしいなぁと思えるものですね。
個人的にはパット・トーピーの誠Tシャツが気になって仕方が無い(笑)
7曲目のForever And Backはビリー・シーンがスウェーデン人のポップソングシンガーのアリーナ・ギブソン、マリア・ジェーン・スミスと共作した曲とのことですが、外部のライターが入ったとは思えないくらい、MR.BIGのバラード曲以外の何物でも無い感じで、To Be With You のような曲を望む人にはぴったりそうですね。
9曲目の1992は、MR.BIGが1992年に売れまくった当時について歌った曲で、愚痴ったりなんだりのネタにしているものですが、こうやってネタにするあたりもこのバンドらしさだなぁって。
アルバムとしてもの凄い大傑作というほどまではいかないですが、ある意味バンドとして存在してくれる事を素直に喜びたくなるアルバムでした。
ドラマーであるパット・トーピーが前作のアルバム制作時にパーキンソン病となって、残念ながらかつてのような超絶技巧は不可能というか、ドラムを叩く事すら困難な状況とわかったいと、バンドとして悲壮感が漂いそうなところ、アルバム発表後のライブではツアーに同行し、ドラムを叩き続けるわけでは無いけれども参加し、基本このバンドは4人そろってこそというのを証明したわけですが、今回のアルバムはパットの病気という悲壮感溢れる状況を上手く乗り越えて、原点回帰となるプロデューサーも迎えて、かつてのようなハイスピード曲こそないけれども、MR.BIGらしい変拍子満載でもキャッチーで楽しくなるアメリカン・ハードロックという感じになっています。
DVDにはPVとメイキング、そしてメンバーによる全曲解説があり、それぞれの曲を作った時の裏話なんていうのが面白いというか、ポール・ギルバートがリフやリズムを歌いまくるのが分かりやすくて、アルバムそのものも楽しかったのですが、その楽しく感じたのは作り手が楽しそうにやっているからなんだと再認識させられますね。
2曲目でアルバムのタイトル曲となっているDefying Gravityはインドっぽい感じ満載にして、でも自分達はロックバンドだから取り込んだ上でロックに作り替えたという曲なわけですが、聞いていて楽しくなるという意味でもMR.BIGに求められているのってこういう感じだよねって思える曲ですね。
PVではパット・トーピーとパットの影武者ドラマーという任務をこなしているマット・スターが入れ替わりながらドラムを叩いたり、横でタンバリンを叩いたりしているのが微笑ましい(笑)
3曲目のEverybody Needs a Little TroubleもPVが作られている曲であり、エリック・マーティンの自伝的な曲であり、曲のタイトルだけでもどういう内容なのか中学生レベルの英語力でも分かりやすい親切設計なわけですが、この曲もこのバンドらしい変わったリズムをキャッチーにする曲で、すごくらしいなぁと思えるものですね。
個人的にはパット・トーピーの誠Tシャツが気になって仕方が無い(笑)
7曲目のForever And Backはビリー・シーンがスウェーデン人のポップソングシンガーのアリーナ・ギブソン、マリア・ジェーン・スミスと共作した曲とのことですが、外部のライターが入ったとは思えないくらい、MR.BIGのバラード曲以外の何物でも無い感じで、To Be With You のような曲を望む人にはぴったりそうですね。
9曲目の1992は、MR.BIGが1992年に売れまくった当時について歌った曲で、愚痴ったりなんだりのネタにしているものですが、こうやってネタにするあたりもこのバンドらしさだなぁって。
アルバムとしてもの凄い大傑作というほどまではいかないですが、ある意味バンドとして存在してくれる事を素直に喜びたくなるアルバムでした。