今日の読書 いつまでもショパン/中山七里
『さよならドビュッシー』から始まる岬洋介のシリーズ3作目になります。
今回はポーランドで行われるショパン・コンクールというピアニストのコンクールに岬洋介が参加することになったものの、ポーランドでは大統領がテロに殺害されたりと、テロの脅威に脅かされていて、コンクールにもテロとは無縁ではいられなくなってというものになっています。
このシリーズは毎回主人公目線で物語が進んでいきますが、今回はピアニスト家系な血統のポーランド期待の若手ピアニスト。
ショパンというポーランド人にとって特別な存在であるショパン・コンクールに出場するということでかかってくるプレッシャーと事件に巻き込まれることになっての動揺というものを主体に進んでいき、岬洋介はコンクールの出場者ながら、代理とは言え教師として経験もあるという事で、いろいろと影響を与えていくというものになっています。
コンクールにおけるピアニストという若者の葛藤ものと、事件の中核をなすテロリストの正体というミステリー両面が今作も上手く描かれていますし、ミステリーとしては本当に細かな伏線と露骨なミスリードが上手くやられたなと思えるものになっていて楽しめます。
今回はポーランドで行われるショパン・コンクールというピアニストのコンクールに岬洋介が参加することになったものの、ポーランドでは大統領がテロに殺害されたりと、テロの脅威に脅かされていて、コンクールにもテロとは無縁ではいられなくなってというものになっています。
このシリーズは毎回主人公目線で物語が進んでいきますが、今回はピアニスト家系な血統のポーランド期待の若手ピアニスト。
ショパンというポーランド人にとって特別な存在であるショパン・コンクールに出場するということでかかってくるプレッシャーと事件に巻き込まれることになっての動揺というものを主体に進んでいき、岬洋介はコンクールの出場者ながら、代理とは言え教師として経験もあるという事で、いろいろと影響を与えていくというものになっています。
コンクールにおけるピアニストという若者の葛藤ものと、事件の中核をなすテロリストの正体というミステリー両面が今作も上手く描かれていますし、ミステリーとしては本当に細かな伏線と露骨なミスリードが上手くやられたなと思えるものになっていて楽しめます。