今日の読書 ゲバラ漂流 ポーラスター2/海堂尊
海堂尊によるチェ・ゲバラを主人公とした歴史小説の2冊目になります。
今回はタイトルに漂流とついているように、ゲバラが中南米を移動しながら大国アメリカ、アメリカ企業に支配されている状況を痛感させられ、かといってそれに対する革命として共産主義は共産主義で受け入れるにはあまりにも無理があるとなり、問題山積みな状況。
時代的に冷戦構造下だからこそ、自由主義か共産主義かの2択の論理にいろいろとねじ曲げられている中、現状打破が上手くいかない現実が中々に厳しいと感じさせるものの、基本ゲバラの人徳というか、回りの人に気に入られる能力が優れていて行った先々で要人に会いまくり後年へと繋がっていくという感じですね。
基本、この辺の事情に詳しくないのでどこからどこまで史実でどこからどこまでが小説用に話を盛っているのか判断出来ませんが、面白いは面白いですね。
ボリビア、ペルー、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラと移動していくのですが、とりあえずパナマ在留時の章を読んでいる間、頭の中でヴァン・ヘイレンが鳴り響いていました。
今回はタイトルに漂流とついているように、ゲバラが中南米を移動しながら大国アメリカ、アメリカ企業に支配されている状況を痛感させられ、かといってそれに対する革命として共産主義は共産主義で受け入れるにはあまりにも無理があるとなり、問題山積みな状況。
時代的に冷戦構造下だからこそ、自由主義か共産主義かの2択の論理にいろいろとねじ曲げられている中、現状打破が上手くいかない現実が中々に厳しいと感じさせるものの、基本ゲバラの人徳というか、回りの人に気に入られる能力が優れていて行った先々で要人に会いまくり後年へと繋がっていくという感じですね。
基本、この辺の事情に詳しくないのでどこからどこまで史実でどこからどこまでが小説用に話を盛っているのか判断出来ませんが、面白いは面白いですね。
ボリビア、ペルー、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラと移動していくのですが、とりあえずパナマ在留時の章を読んでいる間、頭の中でヴァン・ヘイレンが鳴り響いていました。