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今日の読書 オリジン/ダン・ブラウン

『天使と悪魔』からはじまり、『ダ・ヴィンチ・コード』が世界的大ヒットになった、宗教象徴学を専門にするロバート・ラングトン教授を主役とするシリーズ5作目になります。

今回はスペインを舞台に、元教え子でコンピューター科学者で未来予測が出来ると評判のエドモンド・カーシュが人類最大の謎である「我々はどこから来たのか」「我々はどこへ行くのか」について研究発表をするといので招かれた事を発端に事件に巻き込まれるというお話です。

オリジンつまり人類の起源に迫るという事で、発表の前にキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の重鎮に今まで神によって作られたという宗教的な信仰を全て吹っ飛ばすと予告、いわゆる世界宗教、一神教だけではなく仏教やヒンズー教などにもその信仰を全て揺るがすだけの破壊力があるという衝撃の発表をするという事で注目を浴び、当然既存宗教は黙っていないよねという事で話は展開していく、ハリウッド作品にしやすい形での王道歴史ミステリーですね。

宗教を暴く手段として人工知能が活用されたりし、宗教と科学を対立概念として扱うだけではなく、本当に相容れない対立的なものなのかというのを散々煽っていたりします。

個人的には宗教の発展について語られる時に、多神教から一神教へとスライドしていく、神の存在を信じているものに対し、じゃあギリシャ神話の神々を信じているかというと信じていないというような流れが出てくるのは、多神教から一神教へ移行する事が真理かのように扱われていて、個人的に気分はよろしくないですが、まあ一神教の文化で当たり前の地域はそうなるよなって。

あと、世界的な宗教に対して接触を試みたというような流れの中に、神道は欠片も出てこなかったので、ローカル宗教は扱いが悪いなぁって思ったり(苦笑)

このシリーズは歴史ミステリーの要素が多分にありながら、詳しい分野でなくても分かりやすく敷居を低く設定されていて、映像的な描写が多くテンポ良く読み進められるので、さすが世界的大ヒットシリーズだよなと思えますね。


テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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