今日の読書 マーダーハウス／五十嵐貴久

鎌倉にある豪華で格安、難点は交通の便が悪すぎることだけなシェアハウス。

大学入学と同時にシェアハウスで生活することになった藤崎理佐は期待と不安と抱えてやって来たが、現実離れした屋敷、住人も程度の差こそあれ華やかな見た目が揃っていて、テレビの企画物かと見間違うばかり。

しかし、現実は現実として理想とは違い世知辛さも当然ありという程度のものから、やがて同居人が死亡していき･･･という話ですね。

タイトルからして危険過ぎるものですが、プロローグから完全にヤバい話ですよと提示されていて、それがどのタイミングで出てくるのかと気になりながら読み進めることになると思います。

世の中甘い話には裏があるというのを、ガッツリ見せられますもので、犯人捜し的な要素についてはは完全にミスリードに引っ張られて予測していないものになりました。

でかい屋敷さえ何とか出来れば、映像化しやすそうな作品でもありますね。

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