今日の読書 黄金餅殺人事件/愛川晶
『高座のホームズ』に続く昭和50年代を舞台に、八代目林家正蔵を安楽椅子探偵ならぬ座布団探偵とした昭和稲荷町らくご探偵シリーズの2作目になります。
「やかん」「中村仲蔵」「伽羅の下駄」といった落語と現実に起きた事件が絡み合うという形の短編が2つ、それを現代インタビューとして語っているというていとして思わせるもので挟んでいる形式なのは前作を踏襲しています。
事件としての謎解きだけではなく、登場人物は愛川晶の寄席を舞台とする作品絡みの若い頃として出て来ていたりする楽しみであったり、落語そのものに関するものであったりと楽しめる要素が詰め込まれています。
ちょっとした仕掛けに関して、私は完全に騙されました。
「やかん」「中村仲蔵」「伽羅の下駄」といった落語と現実に起きた事件が絡み合うという形の短編が2つ、それを現代インタビューとして語っているというていとして思わせるもので挟んでいる形式なのは前作を踏襲しています。
事件としての謎解きだけではなく、登場人物は愛川晶の寄席を舞台とする作品絡みの若い頃として出て来ていたりする楽しみであったり、落語そのものに関するものであったりと楽しめる要素が詰め込まれています。
ちょっとした仕掛けに関して、私は完全に騙されました。