今日の読書 宮部みゆき全一冊/宮部みゆき
宮部みゆき作家生活30周年を記念して、未収録の短編小説、未収録のエッセイ15本、超ロングインタビューや対談など丸ごと全部まとめましたというものになります。
インタビューにもありますが、20世紀と21世紀で別の作家になったという話が非常に納得がいくというか、『理由』『模倣犯』以降現代物の作品が変化したというか一時現代物が書かれなくなったり、初期のようなちょっとした超能力がらみの作品であるとか、非シリーズ物の短編集や一大長編ではない長編が書かれなくなったりとか、変化があったよなと思っていたのは私の思い過ごしでは無く自覚していたり、意図的に変化したところもあったのかと納得してしまいました。
その流れで、未収録の短編小説が今回収録されたという流れにもなりますしね。
作家としてのバックボーンや話の作り方、超ロングインタビューではある程度キーとなる作品を取り上げて、制作秘話などなど興味深く読むことが出来ます。
作品作りに関しては、伏線とか意識せずに目指した方向だけ決めて、書いているうちに実際に想定した終着点よりも手前でおしまいになったりとかになったりするというものらしく普通の人には全く参考ならないなとしか言えないですね。
作品年表もあり、まだ未読作品が多いなんていう人には参考になるのではないでしょうか。
そして、著者自身の朗読CDも付いていたりします。
インタビューにもありますが、20世紀と21世紀で別の作家になったという話が非常に納得がいくというか、『理由』『模倣犯』以降現代物の作品が変化したというか一時現代物が書かれなくなったり、初期のようなちょっとした超能力がらみの作品であるとか、非シリーズ物の短編集や一大長編ではない長編が書かれなくなったりとか、変化があったよなと思っていたのは私の思い過ごしでは無く自覚していたり、意図的に変化したところもあったのかと納得してしまいました。
その流れで、未収録の短編小説が今回収録されたという流れにもなりますしね。
作家としてのバックボーンや話の作り方、超ロングインタビューではある程度キーとなる作品を取り上げて、制作秘話などなど興味深く読むことが出来ます。
作品作りに関しては、伏線とか意識せずに目指した方向だけ決めて、書いているうちに実際に想定した終着点よりも手前でおしまいになったりとかになったりするというものらしく普通の人には全く参考ならないなとしか言えないですね。
作品年表もあり、まだ未読作品が多いなんていう人には参考になるのではないでしょうか。
そして、著者自身の朗読CDも付いていたりします。