今日の読書 フィデル誕生 ポーラースター3/海堂尊
ポーラースターの3作目になりますが、このシリーズはてっきりチェ・ゲバラを主役とした歴史小説だと思っていたので、今回はゲバラが全く登場しない、フィデル誕生というタイトルそのままフィデル・カストロの物語となっていて驚きました。
フィデル・カストロの物語といっても、前半はその父親と友人の若かりし頃を軸にした物語でスペインからキューバに移り住み、スペインの植民地であるキューバがスペインからの独立を目論むも米西戦争の結果宗主国が変っただけという結果になったという、当時の先進国と植民地でのよくある話というところを中心とし、後半はフィデル・カストロの少年期、アメリカの植民地となったキューバでの出来事という事になります。
フィデル・カストロについても名前は知っていますが、具体的にどういう存在なのかというとはっきりした知識は持ち合わせて良いないので、歴史小説としてどこからどこまでが実際に起きた事を踏まえたもので、どこからどこまでが小説としてのキャラクター設定なのかというと分からないのですが、一応漠然とキューバの立場というのを理解してはいるので、これから絶対に困難にぶち当たる事も分かり、そういった緊迫感と才能のある若者としてフィデル・カストロが才能を開花させつつある段階を描いている部分とが上手く融合されていて楽しめますね。
きちんと歴史を分かった上で読めば分かりやすい部分もあるのでしょうが、歴史的な出来事としてよりも、結構な割合で私生活なところが描かれているので気にせずに読めるとも言えるので、歴史に詳しくなくても大丈夫かなとは思えますね。
これで、次はどういう流れになるのかは予想できませんが。
フィデル・カストロの物語といっても、前半はその父親と友人の若かりし頃を軸にした物語でスペインからキューバに移り住み、スペインの植民地であるキューバがスペインからの独立を目論むも米西戦争の結果宗主国が変っただけという結果になったという、当時の先進国と植民地でのよくある話というところを中心とし、後半はフィデル・カストロの少年期、アメリカの植民地となったキューバでの出来事という事になります。
フィデル・カストロについても名前は知っていますが、具体的にどういう存在なのかというとはっきりした知識は持ち合わせて良いないので、歴史小説としてどこからどこまでが実際に起きた事を踏まえたもので、どこからどこまでが小説としてのキャラクター設定なのかというと分からないのですが、一応漠然とキューバの立場というのを理解してはいるので、これから絶対に困難にぶち当たる事も分かり、そういった緊迫感と才能のある若者としてフィデル・カストロが才能を開花させつつある段階を描いている部分とが上手く融合されていて楽しめますね。
きちんと歴史を分かった上で読めば分かりやすい部分もあるのでしょうが、歴史的な出来事としてよりも、結構な割合で私生活なところが描かれているので気にせずに読めるとも言えるので、歴史に詳しくなくても大丈夫かなとは思えますね。
これで、次はどういう流れになるのかは予想できませんが。