今日の3年半ぶり METAL GALAXY/BABYMETAL
ついにというか、ようやくというかBABYMETALの3枚目のアルバムが3年半ぶりに発売されました。
洋楽メタルバンド基準ですと3年半ぶりというのは別に間隔が開きすぎではないのですが、日本の若手基準、アイドル扱いするのはすでに違うとは思いますがアイドル基準だと終了かと勘違いされるくらいの期間が空いているわけですし、前作発売以降海外でのライブ含めて物凄い勢いで右肩上がりで上り詰めたものの、2017年終盤になってYUIMETALが体調不良で活動停止、2018年頭にはサポートメンバー神バンドのギタリストである藤岡幹大さんがなくなるなど不幸が続き、上り調子がストップ。
3人体制で活動出来ない事に対して、特に説明されずにダークサイドという形で、それまでの流れを一新させて、武器としていたかわいさや楽しさを封印するような演出のライブ(私はライブを見に行かないので、断片的にしか分からないのですが)と、悪い方向に行くとしか思えない状況続き。
あやふやな状態のまま発表された新曲であるDistortion、StarlightはMVに本人達が全く登場しないという、本格的にベタなメタルに傾倒して、それまで築き上げてきたメタルダンスユニットというものを捨て去ってのイメージチェンジなのかと、アイドルが脱アイドルを目指して大失敗という轍を踏んでしまうような事になるのかと危惧させましたが、正式にYUIMETALの脱退発表、2人体勢を発表してからは、1年間喪に服していたという事だったのかと思わせるくらい、明るく楽しい所にもしっかりと帰ってきた感じですね。
1枚目のアルバムがメタルで踊るアイドル、前例が無いわけでは無いけれどもそれだけに振り切ってやるというのがない中で、企画物イロモノに見せかけたガチとして新たなジャンルの確立、突破口となるものを提示し、2枚目は1枚目でもメタルのサブジャンルを多くやって来た中で、まだまだ取りこぼしていたものを拾って、BABYMETALを通してメタルを知らない人には普及活動、すでにメタルが好きな人には自分の好きなサブジャンルをやる事によって興味を持たせるという役割をしていたとするのならば、今作はメタルのサブジャンルの多くは既存のジャンルとメタルを掛け合わせていった結果できているものと規定して、まだやりきっていないサブジャンルを掘り起こしながら、それ以上に新たなサブジャンルを作り上げ新たな突破口となるものにしようという狙いを感じますし、知名度があがったからこそできるコラボを積極的に取り入れていった作品となります。
前作もドラゴンフォースとやっていたりしますけれどもね。
アルバムを聴く前から、先行でMVがアップされていたDistortion
にはARCHENEMYのアリッサがゲストヴォーカルで参加していて、MVが公開された時は何か素直に受け入れきれなかったのが、一気に印象が変わり、実際の楽曲の質というだけではなく、どう発表されるかで印象が変わるのだなと改めて思ったり。
今回のアルバムが既存サブジャンル以外にいろいろと取り入れようとしているのは、タイ人ラッパーのF.HEROとのコラボのPA PA YA!!
インドメタル?と思わせるShanti Shanti Shanti
と先行リリース作品ですでに感じていましたが、2枚組アルバム1枚目2曲目のDA DA DANCEでユーロビートなメタルでB'Zの松本孝弘とコラボをしたり、5曲目のOh! MAJINAIでフォークメタルをサバトンのヨアキムをゲストにやってみたりと、アルバム最初から飛ばしまくりだなと。
全体を何回か聞きましたが、心配していたのがバカらしくなるくらい楽しいアルバムでした。
個人的にはサブジャンルとしてはメジャーどころのスラッシュメタルをガッツリやるような曲とか取りこぼしになっているのじゃないかとか思ったりはありますし、古典的でど真ん中な曲やメロディック・スピード・メタルな曲も欲しかったかなというのはありますが、2枚目終盤のStarlight、Shine、Arcadiaの3曲がそれに当たると言えば当たるので問題は無いかなとも言えますね。
洋楽メタルバンド基準ですと3年半ぶりというのは別に間隔が開きすぎではないのですが、日本の若手基準、アイドル扱いするのはすでに違うとは思いますがアイドル基準だと終了かと勘違いされるくらいの期間が空いているわけですし、前作発売以降海外でのライブ含めて物凄い勢いで右肩上がりで上り詰めたものの、2017年終盤になってYUIMETALが体調不良で活動停止、2018年頭にはサポートメンバー神バンドのギタリストである藤岡幹大さんがなくなるなど不幸が続き、上り調子がストップ。
3人体制で活動出来ない事に対して、特に説明されずにダークサイドという形で、それまでの流れを一新させて、武器としていたかわいさや楽しさを封印するような演出のライブ(私はライブを見に行かないので、断片的にしか分からないのですが)と、悪い方向に行くとしか思えない状況続き。
あやふやな状態のまま発表された新曲であるDistortion、StarlightはMVに本人達が全く登場しないという、本格的にベタなメタルに傾倒して、それまで築き上げてきたメタルダンスユニットというものを捨て去ってのイメージチェンジなのかと、アイドルが脱アイドルを目指して大失敗という轍を踏んでしまうような事になるのかと危惧させましたが、正式にYUIMETALの脱退発表、2人体勢を発表してからは、1年間喪に服していたという事だったのかと思わせるくらい、明るく楽しい所にもしっかりと帰ってきた感じですね。
1枚目のアルバムがメタルで踊るアイドル、前例が無いわけでは無いけれどもそれだけに振り切ってやるというのがない中で、企画物イロモノに見せかけたガチとして新たなジャンルの確立、突破口となるものを提示し、2枚目は1枚目でもメタルのサブジャンルを多くやって来た中で、まだまだ取りこぼしていたものを拾って、BABYMETALを通してメタルを知らない人には普及活動、すでにメタルが好きな人には自分の好きなサブジャンルをやる事によって興味を持たせるという役割をしていたとするのならば、今作はメタルのサブジャンルの多くは既存のジャンルとメタルを掛け合わせていった結果できているものと規定して、まだやりきっていないサブジャンルを掘り起こしながら、それ以上に新たなサブジャンルを作り上げ新たな突破口となるものにしようという狙いを感じますし、知名度があがったからこそできるコラボを積極的に取り入れていった作品となります。
前作もドラゴンフォースとやっていたりしますけれどもね。
アルバムを聴く前から、先行でMVがアップされていたDistortion
にはARCHENEMYのアリッサがゲストヴォーカルで参加していて、MVが公開された時は何か素直に受け入れきれなかったのが、一気に印象が変わり、実際の楽曲の質というだけではなく、どう発表されるかで印象が変わるのだなと改めて思ったり。
今回のアルバムが既存サブジャンル以外にいろいろと取り入れようとしているのは、タイ人ラッパーのF.HEROとのコラボのPA PA YA!!
インドメタル?と思わせるShanti Shanti Shanti
と先行リリース作品ですでに感じていましたが、2枚組アルバム1枚目2曲目のDA DA DANCEでユーロビートなメタルでB'Zの松本孝弘とコラボをしたり、5曲目のOh! MAJINAIでフォークメタルをサバトンのヨアキムをゲストにやってみたりと、アルバム最初から飛ばしまくりだなと。
全体を何回か聞きましたが、心配していたのがバカらしくなるくらい楽しいアルバムでした。
個人的にはサブジャンルとしてはメジャーどころのスラッシュメタルをガッツリやるような曲とか取りこぼしになっているのじゃないかとか思ったりはありますし、古典的でど真ん中な曲やメロディック・スピード・メタルな曲も欲しかったかなというのはありますが、2枚目終盤のStarlight、Shine、Arcadiaの3曲がそれに当たると言えば当たるので問題は無いかなとも言えますね。