今日の読書 図書館の殺人/青崎有吾
風ヶ丘高校を舞台とした、裏染天馬シリーズであり、館シリーズとしては3作目になります。
図書館は学校内のものではなく、高校の近所という事でこれで長編3作中学校内での殺人事件は1作だけという事になります。
エラリー・クイーンばりの論理的な本格ミステリという扱いであり、1つの事件をじっくりと謎解きをするという王道的な部分と、高校生が主人公というのもあり今回はテスト中の事件であるとか、事件関係以外に付随するもの、それぞれの人間関係やらなにやらを入れている辺りは学園ミステリならではですかね。
本編も論理の飛躍があって、結構追いかけられない部分もあったり、オタク要素が強めの小ネタを全部拾いきれているわけではないにせよ楽しめるのですが、何気に主な登場人物の紹介が力が入りすぎというか、順番に読んでいった方が正しいというシリーズものだからこそ、色々とやりたかったんだろうなぁと。
図書館は学校内のものではなく、高校の近所という事でこれで長編3作中学校内での殺人事件は1作だけという事になります。
エラリー・クイーンばりの論理的な本格ミステリという扱いであり、1つの事件をじっくりと謎解きをするという王道的な部分と、高校生が主人公というのもあり今回はテスト中の事件であるとか、事件関係以外に付随するもの、それぞれの人間関係やらなにやらを入れている辺りは学園ミステリならではですかね。
本編も論理の飛躍があって、結構追いかけられない部分もあったり、オタク要素が強めの小ネタを全部拾いきれているわけではないにせよ楽しめるのですが、何気に主な登場人物の紹介が力が入りすぎというか、順番に読んでいった方が正しいというシリーズものだからこそ、色々とやりたかったんだろうなぁと。