今日の読書 戦力外捜査官 姫デカ海月千波/似鳥鶏
身長150センチ未満の女子高生にしか見えないドジッ子メガネっ娘の警部とお守り役の設楽刑事のコンビが、ドジッぷりのせいで戦力外扱いにされながらも、遊軍扱いとして事件を解決していくという流れのシリーズの1作目になります。
浮き世離れしたキャリアが現場の叩き上げの刑事を振り回すようなコンビ、美少女が年上の部下を振り回すといったようなもののは、結構定番であると思いますが、そういったあざとさを感じさせるほどド定番な設定、一見すると単純そうな事件、現場も前例を踏襲すれば片が付きそうなものが揃えられているところに、それを主人公が引っかき回すかのようにかかわり、厄介者扱いをされたりという、定番を意識させることそのものを狙ったミステリーなわけですが、シリーズ物なわけで、シリーズが進んでいく事によってお約束感をどう利用するのかは気になりますね。
キャラクターものとしての色が強くなっても全く構わない作りになっていますので、それはそれでシリーズ物として続いているだけの理由はあると思いますが、気楽に読めるものとしては貴重かなと思いますね。
浮き世離れしたキャリアが現場の叩き上げの刑事を振り回すようなコンビ、美少女が年上の部下を振り回すといったようなもののは、結構定番であると思いますが、そういったあざとさを感じさせるほどド定番な設定、一見すると単純そうな事件、現場も前例を踏襲すれば片が付きそうなものが揃えられているところに、それを主人公が引っかき回すかのようにかかわり、厄介者扱いをされたりという、定番を意識させることそのものを狙ったミステリーなわけですが、シリーズ物なわけで、シリーズが進んでいく事によってお約束感をどう利用するのかは気になりますね。
キャラクターものとしての色が強くなっても全く構わない作りになっていますので、それはそれでシリーズ物として続いているだけの理由はあると思いますが、気楽に読めるものとしては貴重かなと思いますね。