今日の読書 テレビドラマよ永遠に/鯨統一郎
女子大生桜川東子の推理シリーズになりますが・・・前作『銀幕のメッセージ』でレギュラーであるヤクドシトリオの1人が死亡したのでシリーズ終了だとばかり思っていたのですが、1作目だけが小説内現実で、2作目以降はヤクドシトリオの1人が書いた小説での出来事、作品内の登場人物は作品内現実では実在する人物をモデルにして名前もそのまま使っているけれども、やりとりそのものは小説として書かれたもの、実は小説でしたというのを最初に出して、今回作品内現実で初対面となったりして、それまでと同じようなやりとりが始まるという、何というか反則じゃね?という形になっています。
このシリーズは何かしらの事件について、ああでもないこうでも無いと話し合うものですが、基本は昭和な懐かしむようなネタを雑談するというのがメインとなっていて、今回はそのものどストレートにテレビドラマネタになり、長期シリーズであるとか大河ドラマ、朝ドラが気持ち多めにはなりますが、本当にテレビが娯楽の王様扱いだった頃を懐かしむようなものになっています。
強引な形でシリーズが復活した理由は分からないですし、何かしらの大人の事情があったのかもしれないですが、単純に昭和な(昭和だけではないですが)雑談について思い残す事無く全部やりきりたいという作者の思いが強いのではないかと勝手に思ったりします。
次回がシリーズラストと予告されていますけれども、それも前振りという可能性があるくらい終わらせる気が無いだろうと勝手に思わずにはいられないですね。
このシリーズは何かしらの事件について、ああでもないこうでも無いと話し合うものですが、基本は昭和な懐かしむようなネタを雑談するというのがメインとなっていて、今回はそのものどストレートにテレビドラマネタになり、長期シリーズであるとか大河ドラマ、朝ドラが気持ち多めにはなりますが、本当にテレビが娯楽の王様扱いだった頃を懐かしむようなものになっています。
強引な形でシリーズが復活した理由は分からないですし、何かしらの大人の事情があったのかもしれないですが、単純に昭和な(昭和だけではないですが)雑談について思い残す事無く全部やりきりたいという作者の思いが強いのではないかと勝手に思ったりします。
次回がシリーズラストと予告されていますけれども、それも前振りという可能性があるくらい終わらせる気が無いだろうと勝手に思わずにはいられないですね。