今日の読書 シャーロック・ホームズの十字架／似鳥鶏
『シャーロック・ホームズの不均衡』の続編になります。
不可能犯罪といういかにもな本格ミステリが扱う事件が起きると、その事件を解決するだけではなくその事件を解いてしまうという関係者が狙われる事になるという特殊設定がついているシリーズということになりますが、１作目でそういった特殊設定ゆえに事件に関わるとなるとかなりの覚悟が必要となりますよというという事が提示され、関わる事になった高校卒業直後の兄と小学生の妹の２人がより覚悟を固めざるを得ないような状況に放り込まれているというのを強めたという印象を抱かせるものになっています。
それまで全部視点は兄だったのが、３作入っている中の最初の話では、事件に巻き込まれた人物視点で描かれていたりと変化もつけられています。
現段階ではシリーズとしては２作までということですが、シリーズとして続いていくようなので過酷な話になっていきそうな予感は高いですね。
ただ、基本的には若者向けを想定しているレーベルのようなので救いようのない話になることはないとは勝手に思っていますが。
不可能犯罪といういかにもな本格ミステリが扱う事件が起きると、その事件を解決するだけではなくその事件を解いてしまうという関係者が狙われる事になるという特殊設定がついているシリーズということになりますが、１作目でそういった特殊設定ゆえに事件に関わるとなるとかなりの覚悟が必要となりますよというという事が提示され、関わる事になった高校卒業直後の兄と小学生の妹の２人がより覚悟を固めざるを得ないような状況に放り込まれているというのを強めたという印象を抱かせるものになっています。
それまで全部視点は兄だったのが、３作入っている中の最初の話では、事件に巻き込まれた人物視点で描かれていたりと変化もつけられています。
現段階ではシリーズとしては２作までということですが、シリーズとして続いていくようなので過酷な話になっていきそうな予感は高いですね。
ただ、基本的には若者向けを想定しているレーベルのようなので救いようのない話になることはないとは勝手に思っていますが。
