今日の読書 代表取締役アイドル/小林泰三
握手会で暴漢が暴れまくる事件があった事によって活動停止をしていた地下アイドルが、経営者一族による完全トップダウンな大企業の社長による思いつきで社外取締役に抜擢。
分けも分からないまま取締役になった会社は上の命令は絶対、論理的な根拠なく下される指令に疑問を挟むことすら許されず、長年それが当たり前の企業風土となり綿々と受け継がれてしまい、さらに拍車がかかってしまい、その中でアイドルが奮闘せざるを得なくなりというものになります。
こういった流れだとアイドルが奮闘して予想外の成果を出して会社内部が変わっていくというような展開が、1つのパターンとして考えられますが、ブラック企業と化している状況ではそんな上手い話は転がっておらず、本気でこんな会社で働きたくないとなっていますし、主人公のアイドル以外の社員がそれぞれの立場で動いていたり、勝手に想定していたものとは違う形となっていて良い意味で驚かされた感じになります。
残念過ぎるのは、作者の小林泰三氏が先日58歳の若さでがんでお亡くなりになっていたという事ですね…
分けも分からないまま取締役になった会社は上の命令は絶対、論理的な根拠なく下される指令に疑問を挟むことすら許されず、長年それが当たり前の企業風土となり綿々と受け継がれてしまい、さらに拍車がかかってしまい、その中でアイドルが奮闘せざるを得なくなりというものになります。
こういった流れだとアイドルが奮闘して予想外の成果を出して会社内部が変わっていくというような展開が、1つのパターンとして考えられますが、ブラック企業と化している状況ではそんな上手い話は転がっておらず、本気でこんな会社で働きたくないとなっていますし、主人公のアイドル以外の社員がそれぞれの立場で動いていたり、勝手に想定していたものとは違う形となっていて良い意味で驚かされた感じになります。
残念過ぎるのは、作者の小林泰三氏が先日58歳の若さでがんでお亡くなりになっていたという事ですね…