今日の読書 命の砦/五十嵐貴久
『炎の塔』『波濤の城』に続く女性消防士・神谷夏美シリーズの3作目にして最終作となります。
超高層ビルでの火災、豪華客船での火災と続いてきた中で、今回はクリスマスイブの夜という人混みの激しい状態での新宿駅地下街での大火災という大惨事になります。
通常の火災であれば火元は限られるものですが、多数しかけられた起爆装置によって行く手が阻まれさらに消火活動を困難にする条件がどんどん追加されていく極限状態、その中で奮闘する消防士達の総力戦が繰り広げられるというノンストップパニック物で読む方もノンストップで行きたい気持ちと、事件の裏側にある放火は許される物では無いけれども、犯人側の気持ちも分からないも無いという同情心と色々とない交ぜにされて一気に読もうとすると受け止めるのが大変だというのと、両方ありますね。
シリーズ最終作らしい集大成な大災害という感じですね。
超高層ビルでの火災、豪華客船での火災と続いてきた中で、今回はクリスマスイブの夜という人混みの激しい状態での新宿駅地下街での大火災という大惨事になります。
通常の火災であれば火元は限られるものですが、多数しかけられた起爆装置によって行く手が阻まれさらに消火活動を困難にする条件がどんどん追加されていく極限状態、その中で奮闘する消防士達の総力戦が繰り広げられるというノンストップパニック物で読む方もノンストップで行きたい気持ちと、事件の裏側にある放火は許される物では無いけれども、犯人側の気持ちも分からないも無いという同情心と色々とない交ぜにされて一気に読もうとすると受け止めるのが大変だというのと、両方ありますね。
シリーズ最終作らしい集大成な大災害という感じですね。