今日の読書 コロナと潜水服/奥田英朗
2020年から新型コロナウイルスによるいわゆるコロナ禍によって社会は激変し、常識が色々と変更され、いつかは元に戻るという希望を持ちながらも、同時に全く元通りにはならないだろうなというのもありますが、後世歴史の教科書に載るような出来事を同時期に経験しているならば、それを作品作りに生かさない手はないだろうという事で、タイトルに分かりやすくコロナがついた短編集になります。
しかし、5篇の短編が入っていますが表題作だけがコロナを扱っていて、他は全く関わりのないものばかりに、作品の共通点は何かしら不思議なものが関わっているというものと、ちょいちょい関わってくる往年の洋楽ナンバー。
心身共に疲れているような時、些細な癒やしとなるような作品、奥田英朗の中では比較的珍しい路線ですね。
しかし、5篇の短編が入っていますが表題作だけがコロナを扱っていて、他は全く関わりのないものばかりに、作品の共通点は何かしら不思議なものが関わっているというものと、ちょいちょい関わってくる往年の洋楽ナンバー。
心身共に疲れているような時、些細な癒やしとなるような作品、奥田英朗の中では比較的珍しい路線ですね。