今日の読書 囚われの山/伊東潤
八甲田山雪中行軍遭難事件を扱った歴史小説ではなく、歴史雑誌の編集者が企画としてこの事件について何か新発見となるものを探す事になったというミステリー小説になります。
伊東潤の歴史小説はミステリー小説の手法を取り入れた作品も多いですが、近代以降の歴史ネタを扱う場合はそのまま歴史小説という形では無く現代を舞台に歴史ミステリーとして発表するようになっているのかなというのはあるのかなと。
歴史上の人物であったとしても、まだ直近の出来事として実在する人々への影響が関わってきているからなのかどうか分からないですし、明治維新を扱った歴史小説なんてそれこそ関係者が普通に生きている中山ほど出ていますが、なかなか難しいものもあるのかなと勝手に思っていたりもします。
八甲田山雪中行軍遭難事件は映画化をされていたりもして知名度はそれなりにあると思いますが、細かな所まで知っているかというと、それほど当たり前のものにはなっていないのではないかと思いますし、実際私は存在しか知らず歴史の教科書にのっているかどうかすら覚えが無い程度の知識だったりします。
そういった題材を歴史雑誌の企画として調べる事になり、細かな所に疑問を持って取材したり、社内人事に翻弄されたり、家庭内のゴタゴタがあったりと歴史ミステリーとしての装置は王道路線になっています。
実際の事件の真相としてどうなのかというのは、元の知識がないので全く分からないですが楽しめました。
伊東潤の歴史小説はミステリー小説の手法を取り入れた作品も多いですが、近代以降の歴史ネタを扱う場合はそのまま歴史小説という形では無く現代を舞台に歴史ミステリーとして発表するようになっているのかなというのはあるのかなと。
歴史上の人物であったとしても、まだ直近の出来事として実在する人々への影響が関わってきているからなのかどうか分からないですし、明治維新を扱った歴史小説なんてそれこそ関係者が普通に生きている中山ほど出ていますが、なかなか難しいものもあるのかなと勝手に思っていたりもします。
八甲田山雪中行軍遭難事件は映画化をされていたりもして知名度はそれなりにあると思いますが、細かな所まで知っているかというと、それほど当たり前のものにはなっていないのではないかと思いますし、実際私は存在しか知らず歴史の教科書にのっているかどうかすら覚えが無い程度の知識だったりします。
そういった題材を歴史雑誌の企画として調べる事になり、細かな所に疑問を持って取材したり、社内人事に翻弄されたり、家庭内のゴタゴタがあったりと歴史ミステリーとしての装置は王道路線になっています。
実際の事件の真相としてどうなのかというのは、元の知識がないので全く分からないですが楽しめました。