今日の読書 ラスプーチンの庭/中山七里
役者の経験もあり、娘が腎臓病で入院中である刑事犬養隼人のシリーズ第6弾になります。
どんでん返しの帝王である中山七里作品ですが、今作は事件の裏側にある動機に関してはまるまる最初の1章で提示される形になっていて、過去の出来事が事件に関わっているんだろうなという作りになっています。
娘が入院中という設定も関わりがあり、先進医療は完璧というわけではないというところをついた宗教化した民間療法という問題が事件となっています。
詐欺でしかない新興宗教じみた団体を扱ったものとして、ある程度パターンは頭に入っていましたが定番ネタだからこそを使って仕掛けをしているのが中山七里作品らしいなと思えましたね。
どんでん返しの帝王である中山七里作品ですが、今作は事件の裏側にある動機に関してはまるまる最初の1章で提示される形になっていて、過去の出来事が事件に関わっているんだろうなという作りになっています。
娘が入院中という設定も関わりがあり、先進医療は完璧というわけではないというところをついた宗教化した民間療法という問題が事件となっています。
詐欺でしかない新興宗教じみた団体を扱ったものとして、ある程度パターンは頭に入っていましたが定番ネタだからこそを使って仕掛けをしているのが中山七里作品らしいなと思えましたね。