今日の読書 新謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
お嬢様であることを隠して国立署の刑事をしている宝生麗子と毒舌執事で探偵役となる影山のコンビが国立、立川、国分寺近辺のローカルな事件を解決する連作短編シリーズ、麗子の上司であり小金持ちであり、探偵もののお約束である事件を解決しない推理をする風祭警部が警視庁に栄転するという事でシリーズ終了していましたが、風祭警部が国立署に復帰、さらに麗子の後輩の新人若宮愛里が加わるという形でシリーズが再開となりました。
東川篤哉の作品はミステリー小説としての謎解き要素を楽しむというのはあるにはありますが、その過程のやりとりをより楽しむものですし、さらに言うとローカル小ネタに力点がかかっていて、それこそを個人的には楽しみにしているのですが、今回もきちんと小ネタが入っています。
国立市のパワースポットとして谷保天満宮が出てきたり、ついでに南武線を軽くディスってみたりとか、同じ国立駅でも国立市側の方が行政区分国分寺市よりも家賃が高いとか、登場人物として出てくるわけではないですが多摩蘭坂46というローカルアイドルが存在するとかがあっていいぞもっとやれと思えてきます。
今後もシリーズとして続くのを期待しますね。
東川篤哉の作品はミステリー小説としての謎解き要素を楽しむというのはあるにはありますが、その過程のやりとりをより楽しむものですし、さらに言うとローカル小ネタに力点がかかっていて、それこそを個人的には楽しみにしているのですが、今回もきちんと小ネタが入っています。
国立市のパワースポットとして谷保天満宮が出てきたり、ついでに南武線を軽くディスってみたりとか、同じ国立駅でも国立市側の方が行政区分国分寺市よりも家賃が高いとか、登場人物として出てくるわけではないですが多摩蘭坂46というローカルアイドルが存在するとかがあっていいぞもっとやれと思えてきます。
今後もシリーズとして続くのを期待しますね。