今日の読書 めぐりんと私。/大崎梢
60代の運転手のテルさんと図書館司書のウメちゃんという年の差40歳のコンビが勤める移動図書館、通称めぐりんに通う人々が関わる日常の謎を考える事になる『本バスめぐりん。』に続くシリーズ2作目の短編集になります。
大崎梢は元書店員という事もあって、本に関わる仕事についている人を主人公にした作品が多く、読書普及活動を意図した傾向も強いわけですが、移動図書館ですのでその傾向が強めの作品となり思い出の本が絡んでいたり、読書傾向が違う人に合せるような本を借りることになるというものでは、がっつり本格ミステリが薦められていたりと作品を楽しむだけではなく、次にその作品も読んでみたいと思わせるようなつくりになっています。
移動図書館ならではの交流が描かれていて、そこに面白さがあるのですが図書館に行ったらばできれば黙々と行動したいと個人的には思っていたりするので物語としては楽しいけれども、自分はこの移動図書館を使いたいかと考えると違うかなと思ってしまったりはあります。
移動図書館のありがたみが分からないくらい近場に図書館があるからというのも関係するかもしれないですが。
大崎梢は元書店員という事もあって、本に関わる仕事についている人を主人公にした作品が多く、読書普及活動を意図した傾向も強いわけですが、移動図書館ですのでその傾向が強めの作品となり思い出の本が絡んでいたり、読書傾向が違う人に合せるような本を借りることになるというものでは、がっつり本格ミステリが薦められていたりと作品を楽しむだけではなく、次にその作品も読んでみたいと思わせるようなつくりになっています。
移動図書館ならではの交流が描かれていて、そこに面白さがあるのですが図書館に行ったらばできれば黙々と行動したいと個人的には思っていたりするので物語としては楽しいけれども、自分はこの移動図書館を使いたいかと考えると違うかなと思ってしまったりはあります。
移動図書館のありがたみが分からないくらい近場に図書館があるからというのも関係するかもしれないですが。