今日の読書 邯鄲の島遥かなり 上/貫井徳郎
神生島には一ノ屋という特殊な家系があり、幕末ご一新直後にそこの末裔であるイチマツが帰ってきた。
あまりの美貌の存在に島は騒然とするというところから始まり、その子供や孫へと受け継がれていく島の物語となります。
上巻は1部から7部、1部が進む事に時代も一緒に進んでいく形のものかと思いましたが、1部以降は重なる時期もある別の物語、それぞれが直接的に絡んでいるわけではないけれども、狭い島の出来事だからそう言うことがあったと知っていたり、少なからず影響があったりという形になっています。
明治からの激動の近代化という時期でもあり、どういう着地点を目指しているのか想像もできないのですが貫井徳郎作品としてはかなり珍しい形の作品として出だしは良いと感じますね。
あまりの美貌の存在に島は騒然とするというところから始まり、その子供や孫へと受け継がれていく島の物語となります。
上巻は1部から7部、1部が進む事に時代も一緒に進んでいく形のものかと思いましたが、1部以降は重なる時期もある別の物語、それぞれが直接的に絡んでいるわけではないけれども、狭い島の出来事だからそう言うことがあったと知っていたり、少なからず影響があったりという形になっています。
明治からの激動の近代化という時期でもあり、どういう着地点を目指しているのか想像もできないのですが貫井徳郎作品としてはかなり珍しい形の作品として出だしは良いと感じますね。