今日の読書 邯鄲の島遥かなり 中/貫井徳郎
一ノ屋という特殊な家系がある離れ小島である神生島を舞台にした物語の中巻になります。
中巻は8部から13部まで時代は昭和となり島も発展し高速船で東京から4時間しかかからなくなり島と本土との行き来も楽になり関わりも増えてくるという事になっていて、普通選挙が始まって島内が振り回されてみたり、自殺の名所扱いになったり、一ノ屋の血筋だから不思議な力があったりとかなどなどがありますが、昭和初期という事で戦時というのは避けられないものであって、期間は終戦まで。
右肩上がりの時代から一気にきな臭くなり破壊的な状況になるという、時代の流れが分かっているからこそ島はどうなってしまうのかと気になってしまい、血統がどういう形になっていくのかなどなど貫井徳郎作品としては異質すぎますが、こういう事も出来るのかというのが改めて楽しめるものになっています。
中巻は8部から13部まで時代は昭和となり島も発展し高速船で東京から4時間しかかからなくなり島と本土との行き来も楽になり関わりも増えてくるという事になっていて、普通選挙が始まって島内が振り回されてみたり、自殺の名所扱いになったり、一ノ屋の血筋だから不思議な力があったりとかなどなどがありますが、昭和初期という事で戦時というのは避けられないものであって、期間は終戦まで。
右肩上がりの時代から一気にきな臭くなり破壊的な状況になるという、時代の流れが分かっているからこそ島はどうなってしまうのかと気になってしまい、血統がどういう形になっていくのかなどなど貫井徳郎作品としては異質すぎますが、こういう事も出来るのかというのが改めて楽しめるものになっています。