今日の読書 無法地帯 幻の?を探せ!/大倉崇裕
怪獣大好きヤクザ、食玩コレクターの私立探偵、モラルゼロのオタク青年が幻の?を奪い合うというお話になります。
コレクター気質のオタクがからみ、そういう人でないと価値が分からない幻の品を探すという、コレクター気質の弱いものが読んでも楽しめるものになっていますが、色々と偏った登場人物だらけな作品ですし、特殊事例をどこまで楽しめるか勝負ですね。
一般性が薄いものを楽しめるかどうかというと、正直ミステリー小説を読む事そのものも一般性が高いのかどうか妖しいので、読者がすでにオタク気質は何かしらもっていると考えても良いでしょうから、概ね共感出来る要素があり、それを分かりやすく振り切ったなと感じられるんじゃないですかね。
物語の構成を考えるよりも作中に登場するオタク要素強めのものの設定を考えている時の方が楽しかったんだろうなと勝手に思ってしまったりも。

無法地帯―幻の?を捜せ! (双葉文庫)
コレクター気質のオタクがからみ、そういう人でないと価値が分からない幻の品を探すという、コレクター気質の弱いものが読んでも楽しめるものになっていますが、色々と偏った登場人物だらけな作品ですし、特殊事例をどこまで楽しめるか勝負ですね。
一般性が薄いものを楽しめるかどうかというと、正直ミステリー小説を読む事そのものも一般性が高いのかどうか妖しいので、読者がすでにオタク気質は何かしらもっていると考えても良いでしょうから、概ね共感出来る要素があり、それを分かりやすく振り切ったなと感じられるんじゃないですかね。
物語の構成を考えるよりも作中に登場するオタク要素強めのものの設定を考えている時の方が楽しかったんだろうなと勝手に思ってしまったりも。
無法地帯―幻の?を捜せ! (双葉文庫)