今日の読書 探偵少女アリサの事件簿 さらば南武線/東川篤哉
武蔵新城に住む三十路の何でも屋橘良太と武蔵溝ノ口に住む両親ともに探偵であり、10歳ながらも名探偵でもある美少女綾羅木有紗のコンビのシリーズ3作目にして完結編となります。
完結編という事もあり、南武線沿いの事件に関わる事がメインのシリーズながら初っぱなの話は雪深い筑波山の別荘地で、本格ミステリーのお約束の1つである雪山の山荘というシリーズとしては変化球。
またいつもは出張に出るから子守として仕事を依頼されるのがお決まりな中、有紗の父も一緒に事件に関わるなど、完結編だから今までにやってないこともやっておこうというのが感じられるものになっています。
シリーズとして完結してしまうのは勿体ないくらいのものなんですが、時間が進んでいく設定で動いているので、おっさんと少女というコンビが中学生とかにまでなっていくと色々とやりにくくなりそうですからね、あくまでも子供で探偵という事ならば完結しないといけなかったのでしょう、元々シリーズ化をどこまで計画していたのかも分からないですし。
南武線沿い小ネタを使いまくるシリーズでしたが、宿河原なんていうのは事件の舞台としてはなかな使われないのではないかなと個人的には思ったりしますし、南武線の武蔵連発地域がメインなんだから、武蔵小杉駅南側とかならばより土地勘があって分かりやすかったかなぁというのはどうしてもありますね。
東川篤哉は地域小ネタを入れまくるのが特徴なので、シリーズが終わると次はどこを舞台にするのか土地勘のある地域を舞台にして欲しいと即座に考え出します。
完結編という事もあり、南武線沿いの事件に関わる事がメインのシリーズながら初っぱなの話は雪深い筑波山の別荘地で、本格ミステリーのお約束の1つである雪山の山荘というシリーズとしては変化球。
またいつもは出張に出るから子守として仕事を依頼されるのがお決まりな中、有紗の父も一緒に事件に関わるなど、完結編だから今までにやってないこともやっておこうというのが感じられるものになっています。
シリーズとして完結してしまうのは勿体ないくらいのものなんですが、時間が進んでいく設定で動いているので、おっさんと少女というコンビが中学生とかにまでなっていくと色々とやりにくくなりそうですからね、あくまでも子供で探偵という事ならば完結しないといけなかったのでしょう、元々シリーズ化をどこまで計画していたのかも分からないですし。
南武線沿い小ネタを使いまくるシリーズでしたが、宿河原なんていうのは事件の舞台としてはなかな使われないのではないかなと個人的には思ったりしますし、南武線の武蔵連発地域がメインなんだから、武蔵小杉駅南側とかならばより土地勘があって分かりやすかったかなぁというのはどうしてもありますね。
東川篤哉は地域小ネタを入れまくるのが特徴なので、シリーズが終わると次はどこを舞台にするのか土地勘のある地域を舞台にして欲しいと即座に考え出します。