今日の読書 鎌倉殿を歩く 一一九九年の記憶/伊東潤
大河ドラマは作品そのものの評価がどうであれ、扱っている題材に対する関連図書は一気に乗っかって出版されるというのはお約束としてあるわけで、これも企画としては乗っかっているものになります。
元々雑誌のコラム扱いだったのをそれだけで終わらせると勿体ないので、出版するにはということで由縁の地鎌倉などの写真とセットにして纏めるというものになります。
鎌倉幕府の宿老13人というのは、明確な職として人数が決っていたわけでもなく、世襲するものでもなく出発点としてあったという事、欠員が出ても補充をしっかりするのでもなく、宿老になったからといって安定して職務だけやっていればいいのでもなく、その後の権力争いになったりと、鎌倉幕府の殺伐とした感じ、内部抗争の熾烈さも出ているもので、そういったものを軸に作者の気になるところを纏めているという感じですね。
13人の紹介でもありますが、写真が現地に行くようにと誘うような形になっていて、旅のガイドブックにもなるようになっていますね、仏像とか見に行きたいなぁと思わされますが、どうも出かけるのがはばかられるご時世ですので、写真だけで満足できたりもするので、代替効果として使うことも出来ますね。
元々雑誌のコラム扱いだったのをそれだけで終わらせると勿体ないので、出版するにはということで由縁の地鎌倉などの写真とセットにして纏めるというものになります。
鎌倉幕府の宿老13人というのは、明確な職として人数が決っていたわけでもなく、世襲するものでもなく出発点としてあったという事、欠員が出ても補充をしっかりするのでもなく、宿老になったからといって安定して職務だけやっていればいいのでもなく、その後の権力争いになったりと、鎌倉幕府の殺伐とした感じ、内部抗争の熾烈さも出ているもので、そういったものを軸に作者の気になるところを纏めているという感じですね。
13人の紹介でもありますが、写真が現地に行くようにと誘うような形になっていて、旅のガイドブックにもなるようになっていますね、仏像とか見に行きたいなぁと思わされますが、どうも出かけるのがはばかられるご時世ですので、写真だけで満足できたりもするので、代替効果として使うことも出来ますね。