今日の読書 日本はこうしてつくられた2/安部龍太郎
日本中の半島を回ることで古き良き日本の伝統を発見するという雑誌連載をまとめたもので『鎌倉殿と北条一族歴史は辺境から始まる』という副題がつけられてますが、鎌倉時代をメインとした特集というわけでもなくほぼほぼ東日本を扱ったものになり、今年はとりあえず鎌倉時代に乗っかっておけというのはあるんだろうなと。
副題として実は重要なのは辺境という事で、日本の歴史として中枢をになってきたものの記録とは違い苦難を感じさせられる場所、その中でどうやって生き抜いてきたかの記憶というのをしっかりと感じ取るというのが多いですね。
東日本となると縄文時代関係が多く、東北に残されているものは現在以上に地球温暖化な時代を象徴していると考えると、現在の温暖化と呼ばれるものって環境破壊だけが原因として糾弾するのも違うのではないかなぁと思ったりしますね。
二酸化炭素排出量よりも、吸ったら死ぬぞとか飲料水に混ざると死ぬぞというのを垂れ流すようなもっと露骨な公害問題の方に力点置いたらと思わなくもなかったり、これは関係のない話ですが。
歴史学者が書いたものを資料として読み込んでいる作家が現地に出向く事によって創作活動にも良い影響を与えそうだよなと思いながら読むとおり楽しいものになっていますね、現地に行ってみたいなぁと影響される人もいるのではないかと、私は日帰りできる移動以外は極力さける主義なのでなかなか難しいですが。
第1章 源頼朝・方緒樹脂と武士の都編(三浦半島/伊豆半島)
第2章 日之本将軍と十三湊、そして津軽為信編(津軽半島)
第3章 知られざる北方史 謎の安藤一族編(渡島半島)
第4章 北条時政と伊達政宗。奥州秘史編(牡鹿半島)
第5章 「戊辰150年」と斗南藩苦難編(下北半島)
第6章 村上海賊と瀬戸内海編(しまなみ海道)
副題として実は重要なのは辺境という事で、日本の歴史として中枢をになってきたものの記録とは違い苦難を感じさせられる場所、その中でどうやって生き抜いてきたかの記憶というのをしっかりと感じ取るというのが多いですね。
東日本となると縄文時代関係が多く、東北に残されているものは現在以上に地球温暖化な時代を象徴していると考えると、現在の温暖化と呼ばれるものって環境破壊だけが原因として糾弾するのも違うのではないかなぁと思ったりしますね。
二酸化炭素排出量よりも、吸ったら死ぬぞとか飲料水に混ざると死ぬぞというのを垂れ流すようなもっと露骨な公害問題の方に力点置いたらと思わなくもなかったり、これは関係のない話ですが。
歴史学者が書いたものを資料として読み込んでいる作家が現地に出向く事によって創作活動にも良い影響を与えそうだよなと思いながら読むとおり楽しいものになっていますね、現地に行ってみたいなぁと影響される人もいるのではないかと、私は日帰りできる移動以外は極力さける主義なのでなかなか難しいですが。
第1章 源頼朝・方緒樹脂と武士の都編(三浦半島/伊豆半島)
第2章 日之本将軍と十三湊、そして津軽為信編(津軽半島)
第3章 知られざる北方史 謎の安藤一族編(渡島半島)
第4章 北条時政と伊達政宗。奥州秘史編(牡鹿半島)
第5章 「戊辰150年」と斗南藩苦難編(下北半島)
第6章 村上海賊と瀬戸内海編(しまなみ海道)