今日の読書 野良犬イギー/乙一
ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場したスタンド使いの犬であるイギー。
好き勝手に生きている感じがあるイギーがスピードワゴン財団にどうして従うような立場になっていたのかというのを描く、本編の前日譚となります。
乙一は以前にも『THE BOOK』というジョジョの奇妙な冒険4部の後日談を描いた小説化をしているので、2作目になります。
乙一にとっての前作はオリジナルキャラ視点であり、ジョジョの世界の中に乙一作品をぶち込んだという趣旨が強かったのに比べて、今作はガッツリとジョジョの奇妙な冒険の世界そのもの、野良犬となっているイギーをアブドゥルがどうやって捕まえるかという対決であり、結末としてはどうやってアブドゥルがイギーをとらえるのかというのは分かりきっている中での物語ということでかなり毛色が変わりましたね。
原作が好きな人は変に新要素を付け加えるのではなく、ストーリーに描かれなかったところを補完していって欲しいという気持ちもありそうですし、今作品はそれを忠実にやっているという意味でも成功作品だと思えますね。
個人的には前作も好きですが、新要素は許さないというのは一定層いそうなので。
好き勝手に生きている感じがあるイギーがスピードワゴン財団にどうして従うような立場になっていたのかというのを描く、本編の前日譚となります。
乙一は以前にも『THE BOOK』というジョジョの奇妙な冒険4部の後日談を描いた小説化をしているので、2作目になります。
乙一にとっての前作はオリジナルキャラ視点であり、ジョジョの世界の中に乙一作品をぶち込んだという趣旨が強かったのに比べて、今作はガッツリとジョジョの奇妙な冒険の世界そのもの、野良犬となっているイギーをアブドゥルがどうやって捕まえるかという対決であり、結末としてはどうやってアブドゥルがイギーをとらえるのかというのは分かりきっている中での物語ということでかなり毛色が変わりましたね。
原作が好きな人は変に新要素を付け加えるのではなく、ストーリーに描かれなかったところを補完していって欲しいという気持ちもありそうですし、今作品はそれを忠実にやっているという意味でも成功作品だと思えますね。
個人的には前作も好きですが、新要素は許さないというのは一定層いそうなので。