今日の読書 水 本の小説/北村薫
本についての知識量が半端ではない作者による、物語、言葉についての私小説という事なのですが、小説を読んでいる感覚よりもエッセイを読んでいる感覚の方が強いものになっています。
元々の知識量の違いだけではなく世代も全く違うので、懐かしいというような話はほぼほぼ分からないというのもあるのですが、ラジオが娯楽の一番手だった時代を知っている世代なんていうのは、ある意味歴史を知る楽しみに近いものを感じたりします。
文学を元ネタにしたカルタ作りという話が出てくるのですが、よくそんなに思いつくものだと、編集者も元ネタ思いつかないというのはとんでもないなと。
元々の知識量の違いだけではなく世代も全く違うので、懐かしいというような話はほぼほぼ分からないというのもあるのですが、ラジオが娯楽の一番手だった時代を知っている世代なんていうのは、ある意味歴史を知る楽しみに近いものを感じたりします。
文学を元ネタにしたカルタ作りという話が出てくるのですが、よくそんなに思いつくものだと、編集者も元ネタ思いつかないというのはとんでもないなと。