今日の読書 異分子の彼女 腕貫探偵オンライン／西澤保彦
櫃洗市市民サーヴィス課臨時出張所の正体不明の公務員、腕貫探偵シリーズの最新作となりますが、今回はコロナ禍というご時世を取り入れてリモート相談窓口として登場します。
サザエさん時空方式で明確に話の年代を決めず、登場人物達も設定は変わらないというのがこのシリーズではありますが、今回は特殊事情となるこのご時世を取り入れる事にして、それに伴いリモート相談窓口にして安楽椅子探偵としてはより浮き立つ形になりました。
逆にシリーズが進んでいくと、レギュラーキャラがどんどん前に出てきて腕貫探偵というシリーズながらも櫃洗市を舞台にしていればシリーズだよねというくらい腕貫探偵が登場しなくても成立するようなものも出てきていたのですが、今回は３編入っている中にレギュラーといえるものは腕貫探偵だけ、本当に相談を受けてから安楽椅子探偵としての登場であり現実世界がイレギュラーな状況になったことによって原点回帰する事になったなと。
あとがきにそこら辺の事情が説明されていますが、シリーズとしての幅は作れなくなるにしても個人的には次からは元に戻るという事にするよりは、安楽椅子探偵ものとしてに特化した方が好きかなというのはありますね。
逆に他のキャラクターは櫃洗市のスピンオフ作品として独立させてしまうのもありなのでは。
サザエさん時空方式で明確に話の年代を決めず、登場人物達も設定は変わらないというのがこのシリーズではありますが、今回は特殊事情となるこのご時世を取り入れる事にして、それに伴いリモート相談窓口にして安楽椅子探偵としてはより浮き立つ形になりました。
逆にシリーズが進んでいくと、レギュラーキャラがどんどん前に出てきて腕貫探偵というシリーズながらも櫃洗市を舞台にしていればシリーズだよねというくらい腕貫探偵が登場しなくても成立するようなものも出てきていたのですが、今回は３編入っている中にレギュラーといえるものは腕貫探偵だけ、本当に相談を受けてから安楽椅子探偵としての登場であり現実世界がイレギュラーな状況になったことによって原点回帰する事になったなと。
あとがきにそこら辺の事情が説明されていますが、シリーズとしての幅は作れなくなるにしても個人的には次からは元に戻るという事にするよりは、安楽椅子探偵ものとしてに特化した方が好きかなというのはありますね。
逆に他のキャラクターは櫃洗市のスピンオフ作品として独立させてしまうのもありなのでは。
