今日の読書 都立水商!3年A組卒業/室積光
水商売を専門に学ぶ都立高校として日本で初めて設立された都立水商を舞台とした物語の4作目になります。
今作は前作の2年A組から続きそのま1学年進級していて、新型コロナウィルスによって何をどうすれば良いのか手探り状態で自粛していているコロナ禍はまだ続いていて、水商売そのものが未来を描ききれない中、その中でも何とか奮闘し、水商の存在価値の必要性を考えていくというものであり、タイトルにあるように3年間を通して卒業でありシリーズもこれで卒業という位置づけでしょう。
このシリーズは個人的な分類の仕方としてダメ人間奮闘記だと思っています。
ダメ人間というのは登場人物が救いようのないクズであるという意味ではなく、一般的な価値観では適合できないもの、根本的に別の価値観の持ち主などなどであり、奮闘している人もある意味ではご都合主義的に見えるくらい上手く行くもの、根本的になにがしかの才能があったものなどなど、きれい事にまとまりすぎるきらいはありはしますが、理不尽を受けているような人が希望を見いだせるような物語があってもいいよねと言うことでは多くの人を救い得るシリーズですね。
作者は絶対にスポーツ関係大好きだよねというくらい、部活に対して力点を置いて描いていますし、それもまたこのシリーズの軸ですので、そこを楽しみにしても良いとは思ったりします。
そして本来あるべきリベラルな作品というのはこれだろうと、現在我こそはリベラルであると大きな顔をしている人こそ、この作品を広めようとした方が良いのでしょうが、今現在リベラルは極左とほぼ同意語になっているから難しいですかねぇ、真のリベラル作品だと思うのですが。
今作は前作の2年A組から続きそのま1学年進級していて、新型コロナウィルスによって何をどうすれば良いのか手探り状態で自粛していているコロナ禍はまだ続いていて、水商売そのものが未来を描ききれない中、その中でも何とか奮闘し、水商の存在価値の必要性を考えていくというものであり、タイトルにあるように3年間を通して卒業でありシリーズもこれで卒業という位置づけでしょう。
このシリーズは個人的な分類の仕方としてダメ人間奮闘記だと思っています。
ダメ人間というのは登場人物が救いようのないクズであるという意味ではなく、一般的な価値観では適合できないもの、根本的に別の価値観の持ち主などなどであり、奮闘している人もある意味ではご都合主義的に見えるくらい上手く行くもの、根本的になにがしかの才能があったものなどなど、きれい事にまとまりすぎるきらいはありはしますが、理不尽を受けているような人が希望を見いだせるような物語があってもいいよねと言うことでは多くの人を救い得るシリーズですね。
作者は絶対にスポーツ関係大好きだよねというくらい、部活に対して力点を置いて描いていますし、それもまたこのシリーズの軸ですので、そこを楽しみにしても良いとは思ったりします。
そして本来あるべきリベラルな作品というのはこれだろうと、現在我こそはリベラルであると大きな顔をしている人こそ、この作品を広めようとした方が良いのでしょうが、今現在リベラルは極左とほぼ同意語になっているから難しいですかねぇ、真のリベラル作品だと思うのですが。