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今日の読書 日本史で読み解く「世襲」の流儀/河合敦

副題が『眠れないほど面白い「お家相続」の真実』というものになり、偉人たちの後継ぎ問題についてネタにしたもので、成功例も扱っていますが失敗例の方に力点を置いている感じもしますね。

歴史に名を残す存在というのは、スポーツ選手の個人記録のようなものではなく、大名や経営者というような存在ですので後々に残っていってもらわないことには困るというものであり、個人で為し得たものをいかに後々に存続させていくのかが重要になります。

基本的に後継者は世襲、血族が継いでいくもの(養子をとる場合もありますが)子供が優秀であれば問題は無いけれども、そうで無い場合は困難ですし、親がカリスマ過ぎると子供は必要以上に凡庸扱いされてしまったりというのもあり、一筋縄にはいかないもので、そういった事をネタにしやすい人選になっています。

第1章 日本の命運を分けた「天下統一」の事業継承
 徳川家康 「凡庸な跡継ぎ選び」が導いた徳川二百六十年の繁栄
 豊臣秀吉 息子への溺愛が奪い去ったお家安泰の「最適解」

第2章 親子の情愛よりも大切なお家存続のための「現実主義思考」
 細川忠興 息子、友人、家臣も斬り捨てる冷酷な「お家中心主義」
 九鬼嘉隆 親子で東軍と西軍に別れる究極の「ヘッジ戦略」
 伊逹政宗 疑惑の勘当劇が生んだもう1つの「伊達騒動」

第3章 時代の変化を乗り越えて一族の結束を支え続ける「家訓の力」
 毛利元就 「三本の矢」という“フィクション”に隠された真実
 北条氏綱 五代百年の“平和”を実現した「五ヵ条の遺訓」
 西川家  大胆な業態転換を支え続けた「近江商人の掟」

第4章 情熱だけでは担保出来ない「教えの継承」の理想と現実
 親鸞   後世まで届いても子には届かなかった「父の教え」
 吉田松陰 「維新の精神」を伝えきった狂気と熱意の指導法

第5章 天皇家の存続という究極の「血の伝統」とう葛藤
 藤原不比等 「華麗なる一族」をつくり上げた巧みな皇室戦略
 孝謙天皇 女帝の愛と危険な男が招いた「皇統最大の危機」
 後醍醐天皇 二つの幕府と戦い南朝に託した天皇親政への「執念」

第6章 近代日本経済の両巨頭で明暗が分かれた「二代目教育」
 岩崎弥太郎 巨大財閥「三菱」の運命を決めた“戦国大名の後継術”
 渋沢栄一 「日本資本主義の父」が失敗した子育てのツケ

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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