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今日の読書 夢幻花/東野圭吾

黄色いあさがおがキーとなる王道ミステリーですね。

いとこが自殺し、それから間を置かないうちに1人暮らしの祖父が殺された。

第一発見者の孫娘はその現場にひっかかりを感じ、そのまま事件に関わりをもつようになる。

また警察は警察で捜査されているし、殺人事件とは別にまた動きがあってという多層構造で事件、また事件の裏側にあるものが追われていくという形ですね。

突飛な推理や行動で話が進むのではなく、基本的には積み重ねによって、一見無関係だと思った所に繋がっていくタイプのもので、丁寧に積み上げた作品だなという感じですね。

東野圭吾の殺人事件が絡んだ長編作品としては最近の作品傾向は、こういう感じだよなと再確認するというか、仮にこれを集大成という扱いにして、シリーズもの以外ではまた別の方向性を模索し始めたとしても驚かないかなという感じですね。

意外性や驚きというものを、私は強く感じる事はありませんでしたが、多くの要素を上手く丁寧に詰め込んで仕上げたなという事で、良い意味で幅広い読者層に向けられているなと思いますね。
夢幻花(むげんばな)夢幻花(むげんばな)
(2013/04/18)
東野 圭吾

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ジャンル : 小説・文学

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No title

作品によって当たり外れがあるというのが定説。
でも、このところずっと当たりのような気がしますね。
話の展開など、十分楽しく読めました。次も期待しています。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: No title

確かに東野圭吾は近年外れというのは、ほとんど記憶にないですね。
物凄く突き抜けて面白いというようなものは、なかなかありませんが、一定以上の水準は常にキープしている感じでしょうか。

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