今日の読書 関羽を斬った男/吉川永青
戯史三國志三部作に続く吉川永青の三國志を扱った歴史小説の短編集になります。
『天竺と甘露』は張飛
『瘤と仙人』は大史慈
『人恋ふる夜魔』は鍾ヨウと鍾毓の父子
『酔漢無法伝』は簡雍
『朱の守人』は曹操の娘、曹節
『関羽を斬った男』は馬忠
『臭う顔』は馬岱
張飛、大史慈あたりは有名どころですから、即座に分かりますが、それ以降の話は名前を見てもぴんと来ない人選ですね。
戯史三國志も主役は有名どころを外していますが、何せ登場人物が多い三國志の世界ですから、有名どころ以外名前を見たことがあるけれども、詳しくは覚えていないなんていうのはざらにいるわけでして、もう少し有名どこを選んでも良いんじゃないかと思ったりもしますが、有名どころを外した方が自由度が高いと言うことなんでしょうかね。
面白かったのは、表題作になっている『関羽を斬った男』でして、歴史小説ではありますが、ちょっとしたミステリー小説っぽくもあり、ブラックなショートショートっぽくもあり、実はそう言うのって説話文学というのかもしれないと思ってみたりですね。
戯史三國志は主人公が直接関わっていない流れの部分はかなりはしょっていたので、その穴埋め部分として短編を発表していけば、ネタに困らなそうだから、継続して書いてもらえると良いなぁと勝手に思っておきますが・・・もう少し戯史三國志で触れられなかった有名どころが沢山あるわけですし、そこら辺を衝いて欲しいなぁと。
『天竺と甘露』は張飛
『瘤と仙人』は大史慈
『人恋ふる夜魔』は鍾ヨウと鍾毓の父子
『酔漢無法伝』は簡雍
『朱の守人』は曹操の娘、曹節
『関羽を斬った男』は馬忠
『臭う顔』は馬岱
張飛、大史慈あたりは有名どころですから、即座に分かりますが、それ以降の話は名前を見てもぴんと来ない人選ですね。
戯史三國志も主役は有名どころを外していますが、何せ登場人物が多い三國志の世界ですから、有名どころ以外名前を見たことがあるけれども、詳しくは覚えていないなんていうのはざらにいるわけでして、もう少し有名どこを選んでも良いんじゃないかと思ったりもしますが、有名どころを外した方が自由度が高いと言うことなんでしょうかね。
面白かったのは、表題作になっている『関羽を斬った男』でして、歴史小説ではありますが、ちょっとしたミステリー小説っぽくもあり、ブラックなショートショートっぽくもあり、実はそう言うのって説話文学というのかもしれないと思ってみたりですね。
戯史三國志は主人公が直接関わっていない流れの部分はかなりはしょっていたので、その穴埋め部分として短編を発表していけば、ネタに困らなそうだから、継続して書いてもらえると良いなぁと勝手に思っておきますが・・・もう少し戯史三國志で触れられなかった有名どころが沢山あるわけですし、そこら辺を衝いて欲しいなぁと。

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