今日の仮面ライダーゴースト 第34話

「迷走！夢の世界！」

タケルが生き返るために仮面ライダーになり、残された時間はあと３７日。

体が無いタケルは消滅してもおかしくなかったが、とにかく元に戻った。

とりあえず新しい眼魂のおかげなのではないかということだが、今のタケルの状態はどういうことなのかわからず、タケルは仙人を呼びます。

仙人の姿を見たアランとマコトはイーディス長官だと思い驚きます。

仙人はイーディス長官なんていうのは知らないと言いますが、本当に知らないのかとぼけているだけなのかは判別付かず。

タケルの今の状態は仙人にもわからないが９９日たったら眼魂ごと消滅してしまうゴーストであることは確定。

元々はタケルが生きている状態で、ブランク眼魂に魂を入れて仮の体で眼魔と戦うはずだった。

それが、その前に眼魔に倒されてしまい、９９日が経った時に父の龍が現れて、龍の魂と同化してしまった。

想定外の出来事で龍とタケル２つの魂を救うためにはグレートアイの力を使うしか無かった。

グレートアイは万物を創造する事が出来る力の根源。

しかし、１５個の眼魂をそろえても願いは叶わなかった。

それはグレートアイを守護する存在ガンマイザーが邪魔したから。

ガンマイザーは観察、分析、適応、消去によって進化を続けている。

ガンマイザーの力は強く、龍と仙人がガンマイザーに対抗するために１５の英雄眼魂を用意したが、ガンマイザーの強さが増しているのでこのままではグレートアイと対話する事が出来ない。

このままではタケルは生き返れないという事で、仙人は誤算だとするが、タケルは英雄の力はこんなものではなく、無限の可能性を信じます。

奇跡の子から生まれた奇跡の眼魂、人間の可能性、未来そのものかもしれないと仙人は考えます。

そこにユルセンが上に知らないおっさんが来ているという事を報せます。

来ていたおっさんはアカリの大学の片桐ユウイチ教授で、弟で大学でアカリの担当教授であるジロウが夢の世界から帰ってこないので取り戻したいという依頼をしに来たのでした。

タケルはジロウ教授の奪還依頼を請け負います。

大切な研究発表があるのに夢の世界なんてばからしいとユウイチ教授が嘆いていると、グリム眼魂がのりうつり、王様のような格好になって夢の世界は素晴らしいとはしゃぎ出します。

偉人豆知識　グリム　１９世紀のドイツで活躍した大学教授。兄弟で力を合わせて昔話を集め、まとめて「グリム童話」を作った。

楽しいって気持ちはとっても大切だから無理に連れ戻さなくても良いとはしゃぐグリムに、タケルは楽しいという言葉に引っかかりを感じながらも、ジロウ教授奪還へと向かいます。

アデルはイゴールにタケルの新しい力を調べるように指示。

そこにタケル達がやってくるのに気付きますがイゴールはアカリを意識しまくり。

ジロウ教授を見つけると、他にも同じように横たわる人々も発見。

ユウイチ教授はジロウ教授を起こそうとしますが、アカリは無理に起こしたらば何が起こるか分からないと止めます。

リストバンドをつけると夢の中に入れるということで、使ってないリストバンドをつけて夢の中に入る事になりますが、御成は見張り。

みんな横になる中、タケルは実体が無いので姿が消えます。

夢の中の世界は、みんなあははははははな、ある意味病的に楽しい世界。

アカリは実験しほうだい、マコトはコスプレした大量のカノンがいほうだい、アランはたこ焼き三昧と欲望が剥き出しな世界ですが、とりあえずこの剥き出しの欲望を見る限り、マコトがいろいろと心配ですね(笑)

タケルはこれが楽しい事なのかと疑問を持ちながらみんなを正気に戻します。

願望を読み取ってそれを目の前に映し出すヴァーチャルリアリティの一種みたいだと、アカリは分析。

ジロウ教授を探そうとすると眼魔の皆さんがやってきます。

変身しようとするがマコトとアランは変身できず、タケルは闘魂ブースト魂に変身して戦い始めます。

タケルはベンケイ魂になり眼魔と戦いますが、それを観察していたイゴールはもっと追い詰めなければ新しい力を使わないと残念そう。

ユウイチ教授は麦わら帽子を被り夏休みの小学生のような虫取りスタイルのジロウ教授を見つけます。

ユウイチ教授はウッキウキ過ぎるジロウ教授を連れて帰ろうとしますが、ジロウ教授はかたくなに拒否。

タケルはここは危険だから逃げるように説得しますが、こんな楽しい場所に危険なんか無いとジロウ教授は聞く耳持たず。

グリムはユウイチ教授に乗り移り、人生に楽しさは必要だから放っておいてあげようと言い出します。

タケルは自分にとって楽しいって何だろうと考えたりします。

すると、なすべきこともなさずに楽しむなど言語道断とグリムはグリムでも兄の方が出てきます。

すると、弟のグリムが出てきてユウイチ教授の体を使って兄弟げんかが始まります。

そしてユウイチ教授から離れて眼魂に戻りタケルを吸い込みます。

吸い込まれてタケルはグリム兄弟だから２人とようやく事態を把握します。

楽しい事よりも大切な事があるという兄、楽しい事は大事だと言い張る弟。

タケルはケンカを止めようとしますが追い出されてしまいます。

タケルは初めての事態に混乱しますが、そもそも兄弟で１つの眼魂になっているのが前例無しでしたからね。

御成はアランの顔に落書きをして楽しんでいるところに眼魔がやって来ます。

御成の悲鳴を聞いたタケルは現実世界で御成がピンチだと皆に報せると、夢の中で変身出来ないマコトとアランは戻ります。

マコトはアランの顔の落書きに気付くものの、とりあえず後回しにして変身して戦い始めます。

マコトはディープスペクターにノブナガ魂になって眼魔達を追い詰め、ディープスラッシャーを使い、アランのオメガウルオウドに続いてギガオメガ斬りで眼魔の皆さんを倒します。

ジロウ教授を探しているタケル達の前にイゴール登場。

イゴールは死なない体で永遠に続く夢、それは理想だろうと煽りますが、タケルは眼魔の世界で人が消えるのを見たと言うと、あっさりと嘘を認めます。

魂も体も資源として大切に使わせて貰っている、今の眠っている連中もあと１日で出られなくなる。

夢の中で死ねるなんてなんて幸せなと煽り、眼魔の皆さんが現れます。

闘魂ブースト魂に変身し戦い始めますが、きりが無いのでグレイトフル魂に変身。

ムサシとエジソンを実体化させて共に戦い始めます。

しかしグリムがケンカしているから変身が解けてしまいます。

グリム眼魂はイゴールに拾われ、アカリとユウイチ教授も囚われ新しいガンマイザーまで現れるという窮地に立たされ、タケルはムゲン魂に変身して次回へ。

ということで、眼魂にまつわる事、タケルが眼魂を使って戦う事はすでに決まっていたけれども死んじゃって予定が狂ってしまった事などがようやく明かされましたね。

そして、今の状況は仙人もよく分かっていないと。

で、ムゲン魂がついに姿をはっきりさせましたが戦っていないんで詳細は次回へ。

とにかく、マコトの願望にいろいろと心配するお話でした。

---