昨日の牙狼-魔戒烈伝- 第11話

「陰日向」

今回の主役は牙狼＜GARO＞スペシャル～白夜の魔獣～で初登場した山刀翼。

魔界法師の里・閑岱から人探しに街にやって来たものの、里と街では全く別物という事で、なかなか思うようにはいかず。

バーでお姉ちゃん達に圧倒されている所で邪美に出会います。

街になれていない翼に対し邪美が人探しを手伝うと言いますが、翼は断ります。

しかし、邪美は翼が断っても関係なく付いてきます。

翼が探している人物は、かつて騎士になるため共に鍛錬していた友のカズマ。

翼よりも実力もあり、太陽のような明るさを持った男だったが、怪我を負ってしまい騎士に道を諦め、姿を消してしまっていた。

なかなか手がかりがつかめず、行きずりのホラー退治をしたりしながら、ようやく料理人として働いている店をみつけます。

再会を喜ぶ翼に対しカズマは逃げだそうとします。

しかし、翼はカズマがホラーとなっている事を知った上で会いにやって来たということで、カズマは店の上司を一度は盾にして逃げようとしますが、上司を逃がし翼と一騎打ちへ。

ホラーとなったカズマは、翼に伝えたい事があったという事は覚えていたものの、その内容は忘れていたり、元々翼よりも強かった実力はホラーとなりさらに強くなっていました。

苦戦する翼に邪美は手助けに入り、翼も素直に手を借りる事にします。

翼は邪美の助けもあり、鎧を召喚してホラーと化したカズマを倒します。

翼はカズマがホラーとなってしまった事を確かめに来たのではなく、カズマがホラーとなっていても騎士の心、騎士の誇りが残っているか確かめに来た。

カズマは戦いの中で人を逃がしたという事で騎士としての心は残っていたとも思えるが、騎士の心を残していてもホラーとなってしまっては、ホラーになる前に伝えたい事があったというのに忘れてしまう。

陰我とは恐ろしいものであり、人間とは弱いものだと嘆く翼に邪美は伝えたかった事はその事では無いかといいます。

ホラーの恐ろしさ人間の弱さというものを伝えたくて、翼にも伝わったのではないかと慰め、翼は泣き崩れます。

カズマ探しも終わった翼ですが、何故か邪美が付いてきます。

手を貸して欲しいといったから、これからはずっと手を貸し続けるとの事で。

何となく、翼はスピンオフ企画の今シリーズで出てくる可能性が高いだろうなとは思っていたのでようやく出てきたかという感じですね。

邪美も登場するとは思いませんでしたが、最初のシリーズから登場している邪美が出てくるというのは、作品に重みが出ますね。

で、次回で最終回という事で、２クールだと勝手に思い込んでいたのでちょっと残念。

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