今日の読書 スクープのたまご/大崎梢

大手出版社である千石社を舞台のお仕事小説第2弾、今回は週刊千石という、この作品の版元である文春を元ネタに考えるとイメージしやすい週刊誌に入社2年目でイレギュラーで異動させられた地味で童顔な信田日向子を主人公にしたものになります。

未解決な事件であるとか、スキャンダルを追うという結構物騒な週刊誌、出版社に勤務が決まっても一番縁遠く自分は絶対に行きたくないと思っていたのに、PR誌である、センテンススプリングならぬサウザンドストンという平和な職場から異動させられてしまって奮闘せざるを得ない状況に追い込まれ、いきなり大事件を追う事になり、自分の立場とイメージとのギャップなどなどありながらも仕事は仕事という事で。

大きな事件の一部を追う所から始まり、週刊誌の扱うネタは次々とぶつかる事で進んでいく連作短編型長編小説、ミステリー小説の中でも私が結構好きなパターンですね、短編として一応の区切りがあって読みやすいからというのが主な理由ですが、それはそれとして、一見関係ないものが集約して行く過程が読んでいて好きなんですよね。

という事で、週刊誌の編集者の仕事がどういうものかというのが分かると同時に、ミステリーとしての楽しめるというお得な小説ですが、本のカバーで小ネタで攻めているなぁっていうか、センテンススプリングが有名になっておいしいと考えているだろうと思わずにはいられない(笑)

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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「スクープのたまご」大崎梢

人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真―ビビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳! この私が週刊誌記者になって、スキャンダルを追う!? 「週刊千石」に異動した新人女子部員が恐る恐るタレントのスキャンダルや事件取材に奮闘! リ...

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No title

お仕事小説として楽しみました。
もしかしてドラマ化もあるかも、です。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: No title

ドラマ化しやすそうなお話ですよね。
大崎梢の作品は、何かしら出版業界ネタが多いですが、その中でも特にやりやすそうかなっていうのはありますね。
トラックバックさせて頂きました。

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