今日の読書 神の時空 五色不動の猛火/高田崇史
辻曲兄妹が、妹を救うために奮闘する神の時空シリーズの7作目になります。
このシリーズは、高田崇史作品の歴史ミステリーシリーズでおなじみ過ぎる、怨霊や祟り、神事や仏事など不当に扱われた人々や歴史上の敗者が勝者によってど勝者が歴史上行ってきた諸々の暗黒部を白日の下にさらすという狙いの中でも一番踏み込んでいて、怨霊を鎮めている封印を解いたらば、本当に災いが分かりやすく起きる、怨霊は単なる伝承ではなく現象として事実という世界観になっていて、怨霊も幽霊もきちんと存在しているからこそ解決しなければいけない事件を扱っています。
今回は舞台は江戸五色不動尊を狙った事件、不動尊が放火されただけではなく、その放火現場では火事による死傷者というのではなく、別の手口で殺人も起きているという事件が勃発。
これが、妹を救うために立ち向かわなければいけない敵であるということで、事件に関わる事になります。
五色不動尊の存在の謎、火事と喧嘩は江戸の華とばかりに江戸時代に何度も起きた江戸大火の裏にあったもの、吉原が何度も大火に見舞われたことなどなどの謎を解くというのがメインになっていきます。
歴史は勝者が残します。
それを前提に物事を考えないといろいろと齟齬が生まれるのですが、高田崇史作品を読めば読むほど、ちょっとどす黒すぎるだろうと思わずにはいられなかったりもしますね、面白いんですが、ちょっといたたまれないというか。
このシリーズは7作目ですが全て数日間の出来事であり、最終目的の期限も数日の中でやっているというのもありますが、まだ明かされていない事実が新たに提示され、そろそろクライマックスだなってなっていますね。
このシリーズは、高田崇史作品の歴史ミステリーシリーズでおなじみ過ぎる、怨霊や祟り、神事や仏事など不当に扱われた人々や歴史上の敗者が勝者によってど勝者が歴史上行ってきた諸々の暗黒部を白日の下にさらすという狙いの中でも一番踏み込んでいて、怨霊を鎮めている封印を解いたらば、本当に災いが分かりやすく起きる、怨霊は単なる伝承ではなく現象として事実という世界観になっていて、怨霊も幽霊もきちんと存在しているからこそ解決しなければいけない事件を扱っています。
今回は舞台は江戸五色不動尊を狙った事件、不動尊が放火されただけではなく、その放火現場では火事による死傷者というのではなく、別の手口で殺人も起きているという事件が勃発。
これが、妹を救うために立ち向かわなければいけない敵であるということで、事件に関わる事になります。
五色不動尊の存在の謎、火事と喧嘩は江戸の華とばかりに江戸時代に何度も起きた江戸大火の裏にあったもの、吉原が何度も大火に見舞われたことなどなどの謎を解くというのがメインになっていきます。
歴史は勝者が残します。
それを前提に物事を考えないといろいろと齟齬が生まれるのですが、高田崇史作品を読めば読むほど、ちょっとどす黒すぎるだろうと思わずにはいられなかったりもしますね、面白いんですが、ちょっといたたまれないというか。
このシリーズは7作目ですが全て数日間の出来事であり、最終目的の期限も数日の中でやっているというのもありますが、まだ明かされていない事実が新たに提示され、そろそろクライマックスだなってなっていますね。
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