今日の読書 かがやき荘アラサー探偵局/東川篤哉
西荻窪にあるシェアハウスかがやき荘、そこに住む家賃もろくに払えないアラサー女子3人が、家賃の代わりに探偵役として事件に関わらされて事件を解決するという、ミステリーの短編集になります。
舞台が西荻窪と中央線沿いに戻ってきた事と関係するのかは分かりませんが、これぞど真ん中東川篤哉作品だという感じがしますね。
貧乏な探偵というので、烏賊川市シリーズを彷彿させる部分もありますし、野球小ネタ(今回は定番の広島カープではなく、西武ライオンズネタですが)が入ってきたり、中央線沿いですので少し西にいけば国分寺にたどり着きますし、国分寺には恋ヶ窪がありまして、恋ヶ窪には鯉ヶ窪学園があるんだよなという事も思い起こさせますし、ボケに対してツッコミが多すぎる(ノリツッコミ過多)構成も含め、こういうバカなやりとりをメインとしたミステリー小説を読みたい人にこそ東川篤哉作品はあるんだと。
探偵戦隊サガスンジャーという作品がアラサー世代にドストライクという小ネタがあるのですが、小ネタに使うだけでは勿体ないので作品にできないものかなぁと期待しておきます。
舞台が西荻窪と中央線沿いに戻ってきた事と関係するのかは分かりませんが、これぞど真ん中東川篤哉作品だという感じがしますね。
貧乏な探偵というので、烏賊川市シリーズを彷彿させる部分もありますし、野球小ネタ(今回は定番の広島カープではなく、西武ライオンズネタですが)が入ってきたり、中央線沿いですので少し西にいけば国分寺にたどり着きますし、国分寺には恋ヶ窪がありまして、恋ヶ窪には鯉ヶ窪学園があるんだよなという事も思い起こさせますし、ボケに対してツッコミが多すぎる(ノリツッコミ過多)構成も含め、こういうバカなやりとりをメインとしたミステリー小説を読みたい人にこそ東川篤哉作品はあるんだと。
探偵戦隊サガスンジャーという作品がアラサー世代にドストライクという小ネタがあるのですが、小ネタに使うだけでは勿体ないので作品にできないものかなぁと期待しておきます。
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「かがやき荘アラサー探偵局」東川篤哉
女子力なんてお呼びじゃないわ。家賃は払えないけど犯人は捕まえるわよ! 西荻窪のシェアハウスでお気楽に暮らす女子三人組が、何の因果か探偵稼業に!?コスプレ系自称19歳の礼菜、茶髪武闘系の美緒、残念なメガネ美人の葵。こじらせ女子って一体誰のこと? 今宵も発泡酒片手に、その場しのぎのドタバタ迷推理で、ウチらに解けない謎はない! イケてない日常を笑い飛ばす、痛快新シリーズ!
タイプが異なるア...
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No title
それなりに楽しんで読ませていただきました。
読者全員が高評価するかどうかは疑問ですが、私にとっては楽しめる本でした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
読者全員が高評価するかどうかは疑問ですが、私にとっては楽しめる本でした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
Re: No title
ネタ系ミステリを楽しめるかどうかは扱っているネタ次第というのがありますからね。
東川篤哉作品は数が増えてきているので、どうしても過去作品とかぶらないようにとし過ぎて、奇をてらいすぎているというのもありますが、私もそういうものだとして楽しめています。
トラックバックさせて頂きました。
東川篤哉作品は数が増えてきているので、どうしても過去作品とかぶらないようにとし過ぎて、奇をてらいすぎているというのもありますが、私もそういうものだとして楽しめています。
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