今日の売り物では無い家 THIS HOUSE IS NOT FOR SALE/BON JOVI

BON JOVIの1年ぶりのニューアルバムですが、実質的には3年ぶりのニューアルバムという扱いですね。

前作の『BURNING BRIDGES』がファンアルバムと言いながら、MVも作らずプロモーションも一切しない、しかも主要メンバーであるギタリストのリッチー・サンボラが脱退なのかなんなのかもはっきりさせない、いろいろとモヤモヤが残りすぎる作品であり、全体的にダメというには楽曲そのものは悪くは無い、でもひたすら地味というなんだかなぁというものでした。

所属レーベルと揉めてまともな新曲を発表する気にならなくえ、棚卸し作品を出して区切りをつけて交渉することになったという、聴き手を巻き込まないでくれというものであったらしいと、本アルバムのプロモーションがてら明らかになりましたが、同時に前作は在庫処理だったから全体的に地味だったんだねと変に納得がいく結果であり、このアルバムでリッチー・サンボラ脱退してもバンドとしては健在だったんだねと安心できるものになりました。

バンドのゴタゴタ、レーベルとのゴタゴタなどなど個人的なゴタゴタを乗り越え、その経験を踏まえて過去は過去として吹っ切ったというのを前面に出していて、2005年のアルバム『HAVE A NICE DAY』から続くアメリカの社会問題を直接的間接的に盛り込んだ内容ともある意味吹っ切れて(HAVE A NICE DAYが大統領選挙でアメリカが二項対立構造になっていることを憂いて、話しあいをしたって平行線の喧嘩になるから、そんなことなら、ごきげんようとするしかないとやっていましたが、正直今の時代はそれ以上に単純な二項対立構造になっているよなというのは、別の話ですし、軍事面でイケイケで、リーマンショックまで暴走した金融至上主義批判で『WHEN WE WERE BEAUTIFUL』のようなアメリカの原点回帰を願った曲が入っているアルバム『 THE CIRCLE』の頃にあった、アメリカはチェンジできるという幻想も幻想のままになっていたりもするので、変に社会派路線にどっぷりつかるのも得策では無いですしね)

ハードロックの大衆化に成功した、どメジャー路線のバンドであるBON JOVIは順風満帆っぽくも見えますが、何度ももう終わり扱いされてきて、そのたびにあっさりと復活するバンドであり、そういった意思が露骨に曲に持ち込んでいたするのが、アルバムの『 KEEP THE FAITH』であり、アルバム『CRUSH』のリードトラックである『IT'S MY LIFE』なんだろうと思うのですが、今回のアルバムのタイトルから完全に音楽的な事ではなく歌詞などはこの路線だよなとわかり、しっかりとその期待に応える作品になっていますね。

個人的には、もう少し全体的にハードロック寄りの作品に戻ってくれると嬉しいのですが、アルバム『LOST HIGHWAY』でカントリーミュージックをやった経験はそのまま結構引き継いでいる感じはしますね、30年もやっているバンドですから、若い頃と同じ事を求められても難しいでしょうし、同じ事をやり続けるバンドでもなく、変化を求めているバンドでもあるので、それはそれでいいんでしょう。

さすがにメンバー老けたというか、ジョンが白髪になっているので余計に老けて見えたりもしますし、なかなか若い頃のものを求めてはいけないんでしょう。

通常盤は12曲入り、デラックス盤は17曲入り日本盤はさらに1曲たしての18曲入りになり、ジョン・ボンジョビによるインタビューの全曲紹介は12曲目までですが、基本どの曲も前向きにして行こう感満載になっています。

リードトラックになっている1曲目の『This House Is Not For Sale』はアルバム『LOST HIGHWAY』を経てからのBON JOVI王道路線ですね、アルバムタイトルと同じ曲と言う事も合って完全に掴んでいるなと思える曲。



3曲目の『Knockout』は『LOST HIGHWAY』以前だったらばリードトラックになったろうなという、ハードロックなBON JOVIを求めてしまう私になんかのような人には、これだよ!と思える曲ですね。



6曲目の『Roller Coaster』はジョン曰くラブソングであり、人生は浮き沈みがあるものだからと言うことで、ジェットコースターにたとえているという曲になりますが、こういった王道ポップ路線のラブソングがあるからこそ、このバンドがある意味恥ずかしいくらいどメジャーでやれている証しだと思えるものですね。



11曲目の『Reunion』は今のバンドの現状を歌った曲とも言えるのでしょうが、アコースティックで狙って郷愁を感じさせていて、アルバムとしてはラスト前の1曲として良い感じに締めにかかっていますね。



13曲目ボーナストラック1曲目の『Real Love』は楽曲として良いなと思うよりも先に、イントロを聴いた瞬間にMr.Childrenの『OVER』が頭をよぎったのでちょっとネタにしたいなと、イントロ以外全く似ても似つかないですが。





17曲目日本盤以外のデラックス盤でラストの曲にあたる『Goodnight New York』はタイトルからして、ラストっぽい曲ですが、ニューヨークで行われるライブで最後にこの曲だったりしたら、すごく嬉しく思うだろうなぁと妄想できる曲ですね。



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