今日の読書 神の時空 京の天命/高田崇史
神の時空シリーズ最終巻になります。
このシリーズは、怨霊や呪詛など言い伝えられているものが実際に起きる、怨霊を解き放てば実害が発生するという設定であり、QEDシリーズ、カンナシリーズと高田崇史の日本の隠された歴史を扱った物名かでも一番振りきれているもので、他のシリーズ以上に最終目標がはっきりしていて大がかりで派手な話になっています。
今回は京の天命ということで天橋立がとっかかりになりますが、京だけに話しが収まるのではなく、日本三景が次々と被害にあい、その意味と目的はどう繋がるのかというのが解決への目標になっていきます。
一応シリーズとしてはこれで最後ですし、それにふさわしいラストになっていますが、日本の歴史として隠されているとしてちらつかせたものは答えをはっきり提示しないで終わっています。
ひっかかりを残してというのは、今までの各シリーズと共通しているところであり、これをきっかけに自分で考えてねというのは作者の意図であるのは、はっきりしていますが、正直私は答えにたどり着く自信はないですし、そこに至るまでの知識も無ければ、文献に当たって考えるだけの素養もないのが残念なところですね。
このシリーズは最初からタイムリミットが7日間と区切られていたので8作品で7日しか進んでいないことになるのですが、密度が濃すぎる7日だというのと同時に、QEDシリーズなんて作品と作品の間に時間が平気で年単位で進んでいる差はすごいよなって。
このシリーズは、怨霊や呪詛など言い伝えられているものが実際に起きる、怨霊を解き放てば実害が発生するという設定であり、QEDシリーズ、カンナシリーズと高田崇史の日本の隠された歴史を扱った物名かでも一番振りきれているもので、他のシリーズ以上に最終目標がはっきりしていて大がかりで派手な話になっています。
今回は京の天命ということで天橋立がとっかかりになりますが、京だけに話しが収まるのではなく、日本三景が次々と被害にあい、その意味と目的はどう繋がるのかというのが解決への目標になっていきます。
一応シリーズとしてはこれで最後ですし、それにふさわしいラストになっていますが、日本の歴史として隠されているとしてちらつかせたものは答えをはっきり提示しないで終わっています。
ひっかかりを残してというのは、今までの各シリーズと共通しているところであり、これをきっかけに自分で考えてねというのは作者の意図であるのは、はっきりしていますが、正直私は答えにたどり着く自信はないですし、そこに至るまでの知識も無ければ、文献に当たって考えるだけの素養もないのが残念なところですね。
このシリーズは最初からタイムリミットが7日間と区切られていたので8作品で7日しか進んでいないことになるのですが、密度が濃すぎる7日だというのと同時に、QEDシリーズなんて作品と作品の間に時間が平気で年単位で進んでいる差はすごいよなって。
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