今日の読書 ひとめぼれ/畠中恵
お気楽者の町名主跡取り息子の麻之助と幼馴染みの色男の清十郎、堅物の見習い同心吉五郎の悪友3人組が事件や厄介事を片付ける、時代小説の『まんんまこと』シリーズの第6弾になります。
この連作短編シリーズは、シリーズが進む事に人間関係にも変化が起きたり、経験したりで当初のお気楽さは薄まってきて、切ない人情物色が進んできている感じがしますが、今回もなかなかな変化が収録順では最後に収められている、表題作によっておとずれることになっています。
なかなか思うようにならない終わり方で、シリーズの今後に大きく影響が出そうでもあるのですが、考えたらば毎回結構影響力の大きい出来事が起きているといえば起きていますね。
シリーズとしてまだ継続していくのでしょうが、シリーズとして続けていくのか、どこか落としどころを作って区切りを作るのかも気になりますね、どっちでも出来そうなので。
この連作短編シリーズは、シリーズが進む事に人間関係にも変化が起きたり、経験したりで当初のお気楽さは薄まってきて、切ない人情物色が進んできている感じがしますが、今回もなかなかな変化が収録順では最後に収められている、表題作によっておとずれることになっています。
なかなか思うようにならない終わり方で、シリーズの今後に大きく影響が出そうでもあるのですが、考えたらば毎回結構影響力の大きい出来事が起きているといえば起きていますね。
シリーズとしてまだ継続していくのでしょうが、シリーズとして続けていくのか、どこか落としどころを作って区切りを作るのかも気になりますね、どっちでも出来そうなので。
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「ひとめぼれ」畠中恵
お気楽者の跡取り息子、大いに気を病む。 思いがけずに雪見に誘われ、同心の養子となった盟友・吉五郎の様子がおかしいことを悟った町名主の跡取り・麻之助。 吉五郎には一葉という許嫁がいるのだが、その目はほかを向いており……。いつの世も思い通りにならない、人の生死と色事。泣きたいときほど泣けない「まんまこと」ワールド、慟哭の第六弾。
札差の娘と揉めて上方へ追いやられた男。その思わぬ反撃とは。「わか...
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No title
相変わらず、ほろ苦かったです。
麻之助の傷が癒えるのは時間がかかりそうですね。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
麻之助の傷が癒えるのは時間がかかりそうですね。
トラックバックさせていただきました。
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Re: No title
シリーズが進むほど、ほろ苦さが感じられますからねぇ。
傷が癒える吉報が続くような話というのも期待したくなりますよね。
トラックバックさせて頂きました。
傷が癒える吉報が続くような話というのも期待したくなりますよね。
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