今日の究極の犠牲 ULTIMATE SACRIFICE/GALNERYUS
日本のメロディック・スピードメタル、パワーメタル、ネオクラシカル・メタルといったようなジャンル分けされるメタルバンドの代表格ともいえるGALNERYUSの2年ぶりとなる11枚目のオリジナルアルバムになります。
ドラマーが交代、レーベルも変更と変化が激しい中、アルバムはコンセプトアルバムであった前作の『UNDER THE FORCE OF COURAGE』の続編の物語となるコンセプトアルバムという変化と継続がない交ぜになった格好ですね。
前作のコンセプトアルバムが中世ヨーロッパを舞台にした奴隷解放戦争というような物語であり、今作はその戦争の結果争いはなくなったかと思っていたのに因果は巡ってしまい、裏切りによって新たな戦いに巻き込まれていくというような物語ですね。
この物語のあらすじが、歌詞カードにしっかりと書かれているので、音源を聞くだけでは無くこういうのもあるから読むと世界観が理解しやすいよという狙いがはっきりしていますね。
コンセプトアルバムを作る時点で、今の時代なかなか挑戦的になってしまう中、楽曲は楽曲として単独で聞いても大丈夫なように作るけれども、アルバム単位でしっかりと物語性を意識すると、もっとよくなるように狙っているよというのをはっきりさせていますね。
物語性の強い、中世ヨーロッパっぽいイメージは、メロディックスピードメタル、パワーメタルというジャンルは親和性が高いというか、そういうイメージで発展もしてきたジャンルなのですが、それを踏まえた上で感情の振れ幅、メタルジャンルの中での振れ幅をフル活用したアルバムになっていますね。
アルバムと同タイトルのリードトラック扱いのULTIMATE SACRIFICEは大作なのですが、この曲のためにアルバムがあったんじゃないかというくらい、クライマックス感が心地よいというあたりも、コンセプトアルバムだなぁって。
ドラマーが交代、レーベルも変更と変化が激しい中、アルバムはコンセプトアルバムであった前作の『UNDER THE FORCE OF COURAGE』の続編の物語となるコンセプトアルバムという変化と継続がない交ぜになった格好ですね。
前作のコンセプトアルバムが中世ヨーロッパを舞台にした奴隷解放戦争というような物語であり、今作はその戦争の結果争いはなくなったかと思っていたのに因果は巡ってしまい、裏切りによって新たな戦いに巻き込まれていくというような物語ですね。
この物語のあらすじが、歌詞カードにしっかりと書かれているので、音源を聞くだけでは無くこういうのもあるから読むと世界観が理解しやすいよという狙いがはっきりしていますね。
コンセプトアルバムを作る時点で、今の時代なかなか挑戦的になってしまう中、楽曲は楽曲として単独で聞いても大丈夫なように作るけれども、アルバム単位でしっかりと物語性を意識すると、もっとよくなるように狙っているよというのをはっきりさせていますね。
物語性の強い、中世ヨーロッパっぽいイメージは、メロディックスピードメタル、パワーメタルというジャンルは親和性が高いというか、そういうイメージで発展もしてきたジャンルなのですが、それを踏まえた上で感情の振れ幅、メタルジャンルの中での振れ幅をフル活用したアルバムになっていますね。
アルバムと同タイトルのリードトラック扱いのULTIMATE SACRIFICEは大作なのですが、この曲のためにアルバムがあったんじゃないかというくらい、クライマックス感が心地よいというあたりも、コンセプトアルバムだなぁって。
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