今日の仮面ライダービルド 第24話

「ローグと呼ばれた男」

圧倒的な強さを見せた西都の仮面ライダーローグは氷室だった。

氷室は東都政府から追放されたのち、西都にある難波重工へと行き、東都への復讐のために仮面ライダーになろうとし内海に土下座する事をはじめに、プライドをボロカスにされ、詳しくはBlu-ray COLLECTIONに収録されるスピンオフを見てねという紆余曲折を経て地獄から這い上がってきた。

氷室は自分が味わった地獄をじっくり味あわせるために、ここでは殺さないとトドメも刺さずに撤退。

氷室首相は追放した息子が西都の仮面ライダーになったと戦兎から報告を受けて驚きます。

氷室が西都に行ったとなると情報もそのまま筒抜け状態になっているという事で、戦兎はパンドラボックスの保管場所を移動させた方が良いと進言。

しかし、その情報そのものが西都政府に筒抜け、御堂首相は氷室にパンドラボックスの保管場所を移動させる前にパンドラボックスを移動させるように命令。

氷室は東都政府内にスパイが入っていたことを立場が変わって知ることになります。

戦兎は青羽と黄羽の供養をしていると、マスターがボトルを引き取りにやって来ます。

戦兎は返すわけがないというと、マスターは余裕の態度で自分がやらなくても氷室がやると笑います。

そして、大事なものを守るため戦うという戦兎と自分の野心のために戦う氷室は似た者同士だが、決定的な違いがあるとすれば覚悟の差だと、失うものがなにもない氷室、守るべきものを抱え込みすぎて自分を解放できない戦兎と煽ります。

ボトルを渡す気がない戦兎はラビットタンクスパークリングに変身し戦闘開始。

しかし、ハザードトリガーを使わずの戦闘のために、ボトルを６つ回収されてしまいます。

マスターがハザードトリガーを使わないのかと煽り、戦兎はハザードトリガーを使い海賊レッシャーハザードフォームへビルドアップ。

マスターは戦兎の全てを出し切らせようと煽りながら戦い、戦兎は時間切れでマックスハザードオン。

暴走モードでマスターを圧倒しはじめると、マスターは大喜びでリミッターを外させようとしついに吹っ飛ばされます。

マスターは想像を超えてみろと、戦兎が暴走する事を大歓迎して煽っていると、カシラが跳び蹴りで乱入し戦兎のハザードトリガーを外させます。

マスターは邪魔が入ったとあっさり撤退。

カシラが戦兎を助けたのは、青羽と黄羽に花をやってくれた礼。

故郷を奪われこのまま黙っているわけにはいかないとし、カシラは戦兎に手を組まないかと頼みます。

という事で、カシラはナシタにやって来て世話になる事になった猿渡一海、カズミンと呼んでくれと挨拶。

カシラと龍我は早速小競り合いが始まりますが、みーたんがけんかをとめようとすると、カシラは速攻従い一応は丸く収まります。

戦兎はマスターの多くのものを抱えすぎているゆえに自分を解放することが出来ないという言葉を思い出し、美空に覚悟って何なんだろう、東都の街を守れているのかと弱音を吐きます。

美空は戦兎を笑わせようとすると、戦兎は皆の前で明るく振る舞ってくれていることに礼を言い、戦争が始まる前、ラブアンドピースのために戦っていた事を思い出したと、ラブアンドピースのために戦うと原点回帰します。

美空もそれに乗っかっていると、腕輪が光り倒れてしまいます。

戦兎と龍我がどうしたら良いのか分からなくなり慌てていると、氷室首相から西都が攻めてきたとの連絡が入ります。

戦兎達が駆けつけると、東都のガーディアンは倒され、エンジンブロスとリモコンブロスの２人がお出迎え。

龍我は戦兎を先に行かせます。

氷室親子の久々の対面。

氷室首相は昔は優しかった子が変わってしまったのは火星の帰還セレモニーに自分が出席しないで代理で出席させたためにパンドラボックスの光を浴びたせいだと悔やみます。

氷室は昔話には興味は無く、パンドラボックスを回収しようとします。

戦兎が駆けつけると氷室は変身しパンドラボックスを抱え飛んで逃亡。

戦兎はホークガトリングにビルドアップし追跡。

氷室はブロス２人も抱えて撤退しようとし、カシラもヘリコプターボトルを使い後を追い、赤羽はカシラにしがみつき、龍我は捕まり損ねて失敗し１人置いていかれることに。

美空ははだしのままナシタから出かけます。

スカイウォールまで飛んで逃げた氷室達に、戦兎達、龍我まで走って追いつきます。

氷室はボトルを回収しパンドラボックスを開けば全て終わると、戦いの場をスカイウォール前に設定。

戦兎は愛と平和のために戦っているのであって、復讐のために戦うのとは違うとラビットタンクスパークリングとなって氷室に殴りかかるも、氷室は復讐という思いはすでに無くなっていて、あるのは自らの手で国をまとめることのみ。

カシラは戦兎に暴走したら止めるからとハザードトリガーを使うように言うと、戦兎はラビットタンクハザードフォームへビルドアップ。

戦兎は力で支配しても誰も幸せにならないと氷室を止めようとしますが、愛だの仲間だの理想だけを追い求めるのは詭弁と、国を背負う思いは分からないだろうと戦兎を圧倒。

ハザードトリガーでも全く歯が立たないということに龍我とカシラと驚いているところ、エンジンブロスとリモコンブロスの攻撃をもろに受けて倒れてしまい大ピンチ。

そこに、美空がやって来て、目が緑に光り次回へ。

というわけで、Blu-rayに収録されるスピンオフへ興味をもたせるような前半からはじまり、カシラが戦兎達と手を組むようになり、それだけで展開が結構動いたかんじになるわけですが、氷室はパンドラボックスを奪ってしまい、ハザードトリガーを使っても全く歯が立たないという強さのハイパーインフレ。

で、また新たなライダー強化へと進むというパターンから今回は外れて美空が出てくるわけですが、ボトル浄化、怪我の治療と不思議な力を使ってきた美空が今度は金の腕輪の力で何をするのでしょうか？

最後のシーンで緑に目を光らせましたが、あそこでみーたんになるのかと一瞬思ってしまいましたが、当然違いましたね。

---