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今日の読書 虚談/京極夏彦

元デザイナーで小説家、怪談は好きだが幽霊であるとか怪奇現象なんていうものは無いと身も蓋もないように言い切る、作者本人がモデルだよねって思わせる主人公が知人や友人から奇妙な相談を受けるという短編集になります。

現実なのか虚構なのかよく分からなくなるという種類のミステリーですが、幽霊が登場しているっぽいよねっていう相談を、そんなものはいないと断言しながら、じゃあ結局どういうことだったのというと、所詮は嘘なんだと結論づけるという流れなのですが、そもそもその嘘もどこからどこまでが嘘なのかはっきりさせない、読み手の受け取り方でどうとでもなるというもので、ミステリーならばすっきり結論が出て欲しいという人には受けが悪そうなものになっています。

私はこういう結局何だったんだか結論がよく分からないけれども奇妙な話という類いのものは嫌いではないので、これはこういうものとして楽しめますが、そうでは無い人には相談という名の雑談が、一定年齢以上には楽しめる物になっているんじゃ無いかなぁとは思います。

小ネタは世代的に自分より上の人向きだよなぁというか、京極夏彦と同世代以外でついて行ける人はマニアだよなってものになりますので、私はストライクゾーンから外れていますが。

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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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