今日の読書 つくもがみ笑います/畠中恵
NHKでアニメ化された『つくもがみ貸します』から始まるシリーズ、3作目になります。
このシリーズは時が経つのが早くて戸惑ってしまいますね。
1冊目は清次とお紅の姉弟のような関係の義理のいとこが損料屋として付喪神となった古道具を貸し出し、厄介事を解決して行くという連作短編で、2作目『つこもが、遊ぼうよ』は時が経って2人の子供の十夜が幼馴染みたちが主役になり、子供達が主役だからこその展開になっていて、本作になると十夜が損料屋として働き始めるまでになっているという、前作から6年経っているので、それと似通った時間が経った話になっている感じになっていて、毎回続編なんだけれども、話の展開は別物感があるというものになっています。
今回は損料屋である出雲屋にいる、おなじみの付喪神だけではなく、よその店の付喪神も登場していたりと、仕掛けも多目という感じになっていますし、連作短編型長編として、話としては大きくなっていたりもします、変らないのは付喪神たちであり、畠中恵作品の人ならぬものたちの浮き世離れした感覚というのはブレないものになっていますね。
このシリーズは時が経つのが早くて戸惑ってしまいますね。
1冊目は清次とお紅の姉弟のような関係の義理のいとこが損料屋として付喪神となった古道具を貸し出し、厄介事を解決して行くという連作短編で、2作目『つこもが、遊ぼうよ』は時が経って2人の子供の十夜が幼馴染みたちが主役になり、子供達が主役だからこその展開になっていて、本作になると十夜が損料屋として働き始めるまでになっているという、前作から6年経っているので、それと似通った時間が経った話になっている感じになっていて、毎回続編なんだけれども、話の展開は別物感があるというものになっています。
今回は損料屋である出雲屋にいる、おなじみの付喪神だけではなく、よその店の付喪神も登場していたりと、仕掛けも多目という感じになっていますし、連作短編型長編として、話としては大きくなっていたりもします、変らないのは付喪神たちであり、畠中恵作品の人ならぬものたちの浮き世離れした感覚というのはブレないものになっていますね。
- 関連記事