今日の読書 昨日まで不思議の校舎/似鳥鶏
市立高校を舞台にした、1人美術部の葉山を主人公にしたシリーズ第五弾になります。
超自然研究会が配布した、市立七不思議特集が影響を与えたのか、その七不思議を彷彿とさせる騒ぎが立て続けに起こり、怪奇現象なのかたちの悪い悪戯なのかという事で、現場に居合わせた葉山が調査をする羽目になってというもの。
探偵役の伊神が卒業してから、なるべく頼らないで調査を進めていくのだけれども行き詰まってくると頼って解決にというお決まりの流れですが、終盤になって予想していなかった方向に話が進んでいく、葉山が七不思議のうち実際に真相を知っている、真相に関わっている事件があるからこそ、関わっていなかった件の意味が重要になってくるという、火の無いところに煙を立てた形の七不思議ではなかったからこその流れが面白い作品となっています。
この市立高校は通ってみたい気分にさせるのと、嫌と思わせる部分両方あるんですよねぇ。
超自然研究会が配布した、市立七不思議特集が影響を与えたのか、その七不思議を彷彿とさせる騒ぎが立て続けに起こり、怪奇現象なのかたちの悪い悪戯なのかという事で、現場に居合わせた葉山が調査をする羽目になってというもの。
探偵役の伊神が卒業してから、なるべく頼らないで調査を進めていくのだけれども行き詰まってくると頼って解決にというお決まりの流れですが、終盤になって予想していなかった方向に話が進んでいく、葉山が七不思議のうち実際に真相を知っている、真相に関わっている事件があるからこそ、関わっていなかった件の意味が重要になってくるという、火の無いところに煙を立てた形の七不思議ではなかったからこその流れが面白い作品となっています。
この市立高校は通ってみたい気分にさせるのと、嫌と思わせる部分両方あるんですよねぇ。
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