今日の読書 ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官3/似鳥鶏
見た目は背の低いメガネをかけた高校生にしか見えない警察官には全く向いてないとしか思え無いドジッ子ながら、推理力など知能だけは優秀な海月警部と空手が得意でお目付役をさせられることになった設楽のコンビによる戦力外捜査官シリーズの3作目になります。
今回は白昼堂々と暴力団員が射殺されまくるという事件と放火事件が同時期に起こり、それぞれ別口で捜査して行くと・・・というようなものを軸にしています。
このシリーズは基本的にネタ要素強めのものなのですが、今回はこういったシリーズ物からかなり外れるくらいに殺伐としていますし、頭脳戦だけではなく銃撃戦まであるという事で知力体力両面でぎりぎりのものを要求される現場となっています。
シリーズものとして今回の事件は自県として収束するのですが、シリーズ最初から捜査継続中の事件が残っていたりと、ある意味現実として全てが解決するのでは無く解決していないものが残りながら、別の事件も起きていくといいう形になっていて、シリーズが進んでいって最後ときめた時に解決するように狙っているのか、特に最後と決めたもので無い所でなにがしかの関連する事件が起きて話が繋がって解決するというようなことになるのか、先を楽しみにさせるような作りになっています。
ネタ要素満載で気楽に読めるという皮を被った予想以上に重たいシリーズなのかもしれないですね。
今回は白昼堂々と暴力団員が射殺されまくるという事件と放火事件が同時期に起こり、それぞれ別口で捜査して行くと・・・というようなものを軸にしています。
このシリーズは基本的にネタ要素強めのものなのですが、今回はこういったシリーズ物からかなり外れるくらいに殺伐としていますし、頭脳戦だけではなく銃撃戦まであるという事で知力体力両面でぎりぎりのものを要求される現場となっています。
シリーズものとして今回の事件は自県として収束するのですが、シリーズ最初から捜査継続中の事件が残っていたりと、ある意味現実として全てが解決するのでは無く解決していないものが残りながら、別の事件も起きていくといいう形になっていて、シリーズが進んでいって最後ときめた時に解決するように狙っているのか、特に最後と決めたもので無い所でなにがしかの関連する事件が起きて話が繋がって解決するというようなことになるのか、先を楽しみにさせるような作りになっています。
ネタ要素満載で気楽に読めるという皮を被った予想以上に重たいシリーズなのかもしれないですね。
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