今日の読書 高座のホームズみたび/愛川晶
八代目林家正蔵を座布団探偵とした、昭和稲荷町らくご探偵シリーズの3作目になります。
前作、前々作と現代噺家をやめた人物との思い出話の形で昭和に起きた事件について語るという形式になっていましたが、このシリーズは狙ってそういう形式という事のようですね。
今回は真打ちを控えた二つ目が高座で犬の目を口演中に酔っ払いの客に左眼を殴打され廃業の危機になるという事件を発端とし、一門の人間関係が厄介な事になってしまってというものになります。
このシリーズは、愛川晶一連の寄席関係のミステリー小説シリーズでいうと時系列が過去のものになっているので、すでに馴染みのある登場人物の過去に触れるという楽しみ方もできるのですが、落語の世界は名前が変わっていくのが当たり前のものですし、一門の名前は似たようなものになるのが多いので、誰だっけとなるものもあるのが多少厄介ではあるのが難点といえば難点ですかね。
前作、前々作と現代噺家をやめた人物との思い出話の形で昭和に起きた事件について語るという形式になっていましたが、このシリーズは狙ってそういう形式という事のようですね。
今回は真打ちを控えた二つ目が高座で犬の目を口演中に酔っ払いの客に左眼を殴打され廃業の危機になるという事件を発端とし、一門の人間関係が厄介な事になってしまってというものになります。
このシリーズは、愛川晶一連の寄席関係のミステリー小説シリーズでいうと時系列が過去のものになっているので、すでに馴染みのある登場人物の過去に触れるという楽しみ方もできるのですが、落語の世界は名前が変わっていくのが当たり前のものですし、一門の名前は似たようなものになるのが多いので、誰だっけとなるものもあるのが多少厄介ではあるのが難点といえば難点ですかね。
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